皆さんこんにちは、伊吹です。
α7RVが発表された直後興奮冷めやらぬ勢いでRVを発表を見て感じた直感的な感想を先日は書きました。
上記の記事では8段補正、4軸対応モニタ、AIプロセッサだと目玉機能を中心に書いています。
実際に購入するならちゃんとスペックを見て考えようと思い、SONYのHPを冷静な状態て見てみました。すると目立ってないよさげな機能があったのでせっかくなのでまとめてみました。
個人的にいいなーと思ったのはロスレス圧縮RAW・レンズ協調制御・フォーカスブラケット機能です。
↓↓α7RV購入しましてファーストインプレッションをまとめてます↓↓
ロスレス圧縮RAW
ロスレス圧縮RAWは現行フラッグシップα1から搭載されたファイル保存形式。
ロスレス圧縮RAWは非圧縮RAWよりもファイルサイズは小さいのに画質は変わらないという素晴らしい機能です。
欠点はRAWファイルの現像時に通常のRAWよりも時間がかかる点です。(私は現像したことないためどの程度プラスになるかは分かりません)
高画素機のRシリーズでは今回初めてロスレス圧縮RAWが搭載されました。Rシリーズはデータ容量が大きいので画質低下なくファイルサイズが小さくなるのは本当にありがたいですね。
ロスレス圧縮RAWがどの程度ファイルサイズが小さくなるかの具体的な記載はありませんが、α7RVのHPのバッファの欄に以下の記載がありました。
圧縮RAWで最大583枚のストレスのない高速連続撮影(*)
最新の画像処理エンジンBIONZ XRの高い処理能力と大容量バッファメモリー、メモリーカードへの書き込み速度の向上により、圧縮RAWで583枚、ロスレス圧縮RAWで547枚、非圧縮RAWで135枚、非圧縮RAW+JPEGならば88枚、JPEG撮影時は1000枚以上(*)の連写持続性能を実現。プロの撮影を妨げない圧倒的な連写持続性能を誇ります。また、システムの高速処理性能により、連続撮影後のメモリーカードへの書き込み中でもFnメニュー上から撮影設定の変更が可能。さらに、メニュー画面と設定変更、再生画面へのアクセスにも対応しています。
SONY α7RVページより
このバッファの記載を見ると圧縮RAWよりもロスレス圧縮RAWの方がファイルサイズが小さいと推測出来ます。
画質低下もなくファイルサイズも小さくなるこの機能はRⅣから大きな意義ある変更点と感じています。
α7Ⅳもロスレス圧縮RAWは対応していますがこちらはロスレス圧縮を使うと連写速度が秒間7コマに落ちるという残念な部分がありますが、α7RVの記載には連写機速度の低下について書かれているのはライブビューの時のみです。
α1もロスレス圧縮時には速度低下が起きるので記載漏れなんてことはないことを祈るばかりです。
フォーカスブラケット
ピント位置をずらして撮影してくれるフォーカスブランケット機能。オリンパスではかなり前から搭載されていましたがようやくSONYにも搭載されました。
風で微妙に動く被写体や、マクロでの深度合成などがこの機能があるので非常に使いやすくなるはず。
今回被写体認識で昆虫が対応したので、昆虫撮影にも非常に有効な機能なので昆虫を撮影する人は非常に嬉しいかもしれない機能。
手振れ補正のレンズ協調制御
α7Rvの手振れ補正はボディ単体で8段。キヤノンやオリンパスは8段だと手振れ補正対応のレンズとシンクロさせているのでこれは非常に凄いことと思います。
今回はボディの手振れ補正でなく他メーカーと同様にSONYもレンズの手振れ補正と協調制御を行う機能も搭載されるとのこと。
HPには以下の記載があります。
SONY α7RVページより
この記載から望遠域ではボディの手振れ補正だけでは効果が少なくなるのでそこを補う形での協調制御ということになりそうです。
ちなみに現状の対象レンズは4本。
SEL24105G、SEL70200GM2、SEL100400GM、SEL200600Gの4本。全てズームレンズです。
SONYのフルサイズ対応の手振れ補正のあるレンズは16本ありますが対象となるレンズ4本とかなり少ないです。
単焦点の400㎜、600㎜がないのは意外な印象でした。この二本は手持ち撮影を想定してないんでしょうか??
ただ対象レンズが4本と少ないとはいえ私の使っているレンズが3本も入っているのはどういう事でしょうか(笑)
100-400GMや200-600Gの手振れ性能が上がるのは非常に頼もしいですね。
終わりに
あまり話題になってないけど、個人的に良さそうな部分をピックアップしてみました。
個人的にはロスレス圧縮のファイルサイズと現像時の使い勝手が非常に気になる所です。
センサーと連写のコマ数据え置き以外は全くの別物のカメラとなった第5世代Rシリーズ。価格は噂ではおおよそ55万と恐ろしい域になっていますが、とても魅力的な機種であることは変わりないです。
あと個人的に嬉しかったのはα7Ⅳでは日本の発売は後回しにされましたが、今回はちゃんと日本でも発売日まで発表してくれたのはSONYから市場として見捨てられてなかったと思えて安心しました。
α7RVについての次の記事は購入報告になりそうな気はしますが。。。
では、また。