九州の活火山阿蘇山に登ってきました。その際、噴火警戒レベルが1から2へ引き上げられてしまいよく使われる阿蘇山の登山ルート「砂千里ルート」が使えなくなっていました。
代わりに新しくできた噴火警戒レベル2の際でも火口を回避して阿蘇山に登れる新ルート「皿山迂回ルート」で登ってきました。
阿蘇山登山口までのアクセス
阿蘇山の中岳・高岳への登山口は大きく2つあります。有名な草千里から阿蘇山の火口近くの駐車場に停めて、火口の横の砂千里を抜けていくルートとツツジで有名な仙酔峡からバカ尾根という登りのキツイルートで登っていくルート。
私はゆったり登りたかったので草千里側から登りました。
仙酔峡と草千里は別の場所になるのでどこから登るかをちゃんと決めてから行って下さい。
ルート概要
皿山迂回の新ルートができてから日が浅いこともありヤマップなどの地図にも載っておらず登山道の矢印や目印をたどることに。
上は私が通ったルートです。登り始めが遅く時間的に厳しい事もあって結局高岳には登らず中岳だけ登って戻ってきましした。
新ルートのは砂千里を回避することもあり小さな山の皿山を一つ越えるので通常よりも時間がかかるので注意してください。
阿蘇山登山 回避ルート
阿蘇山登山開始!!と行きたかったんですが新ルートについての記載があまり無くどこが登山口か分からず火口の下の駐車場をさまよいました。
警備員さんに聞いたら火口に向けての道路の途中から分岐していると教えてもらい30分位ロスして登山スタートです(泣)
少し歩くと料金所がある場所が見えてきます。料金所の横から新ルートに分岐します。
上のような看板が立っています。途中藪の中や枯れた沢を行くので山道になれてないと若干ルートが分かりにくいです。
先ほど張ったルート概要の私の動きでも分かるかもしれませんが、前の人の後を追っていたらルート外に行ってしまったので焦ってルート復帰しました。
ある程度藪を超えたらルートは分かりやすくなります。ガスってない限りはこの辺りからなら大丈夫そうです。
阿蘇山火口は元気に水蒸気を噴出中。このおかげで警戒レベルが2になってるんですよね(泣)
回避ルートで超えることになった皿山の山頂から。この景色は回避ルートを通らないと見れないので、この景色もいいので回避ルートできてよかったかもと実感中。
皿山山頂からの阿蘇山火口の方面。せっかく来たなら火口久しぶりに見たかったなーと心残り。
こちらは砂千里と中岳方面。本来であれば砂千里の中を歩けたみたいです。次来たらこのルートはちゃんと歩きたいです。
阿蘇山登山 砂千里ルート合流後
砂千里にまで降りてきて本来の登山道へ合流。こんな広大な景色は活発な活火山でないと見れないですね。
どうやらここを登っていく見たいです。阿蘇山って初心者向けの山だと思ってたんでここまでの急な登りがあるとは完全に思っていませんでした(汗)
バカ尾根を避けたから気軽な気持ちでいったん気を引閉めて行きます。
急登?を登り切り尾根線に出たらあとは緩い登りです。尾根線出たら景色は最高でした!!
尾根線からの火口方面。雄大過ぎて語彙力が乏しく「凄い」しか出て来ません。
緩ーい尾根の登りつつ絶景を眺めながら中岳を目指します。
無事中岳山頂に到着しまいたが、ひっきりなしに人がいて写真撮ってたので面倒になって山頂の写真は結局撮らず。
中岳山頂付近からみた仙酔峡ロープウェイ跡です。奥の黒い棒がロープウェイ跡ですがロープウェイがあったらもっと気軽に登れるんですけどね。。。
高岳まで行きたかったですが時間の関係で戻ることに。尾根歩いていると見えるカッコいい山頂は根子岳らしいです。
急な登りの当たりからの一枚。なんか地層で歴史を感じることが出来ます気がする。
砂千里あたりまで降りてきて砂千里の入口あたりで撮影。またも前の人についていってると登山道を外れていたので引き返しました。
まとめらしきもの
こんな感じであまり情報の少ない皿山迂回ルートでしたが、阿蘇山を堪能することが出来ました。
残念ながら高岳までは時間の関係上行けませんでした。回避ルートでなければ時間的に問題なく行けた感じですが。
迂回ルートだと通常よりも時間がかかるので皿山迂回ルートで行かれる方は注意してください。
また阿蘇山は活火山なので噴火レベルも変わる可能性があるので登る前はしっかりと情報を確認してちゃんと登山届を出してから登ってください。
熊本県HP 阿蘇山登山情報を確認すれば現在の情報や登山可能なルートが出ているので確認して見て下さい。
火口も行けなかったからまた改めて阿蘇山登山に行きたいです。
では、また。