長期の休みが取れたりすると北海道旅行を計画し北海道を訪れる方が多いと思います。
これまでの経験上、北海道を旅行する上で知っておいた方がいいこと、逆に本州の感覚で行くとせっかくの旅行が台無しになる可能性がある事を私の体験をもとにまとめました。
オールシーズン
ガソリンは常に半分以上を心がける
北海道旅行は札幌や函館といった場所以外は車移動が基本になります。
その際本当に注意して欲しいのが車のガス欠。本州の感覚だと24時間営業や土日も開いているのが当たり前ですが24時間営業している店が少ない上、街と街の距離も遠いので次入れようとか思っているとガソリンスタンドがないという精神的に良くない状態になります。
また、私が函館から洞爺湖方面に早朝高速を使って移動した際は高速のガソリンスタンドが夜間は営業時間外でエンプティが点灯してかなりの距離を走り高速を降りて何とか営業しているガソリンスタンドを見つけて事なきを得たという状況に陥ったこともありました。
半分あるからと油断し深夜・早朝移動を慣れない土地で行うと給油できない可能性が大きいので北海道旅行をする際はガソリンの量は常に気を使ってください。
次でいいやはないお店
先ほどのガソリンスタンドと被りますがコンビニや飲食店は次でいいと思うと本当に次の店が1時間後、2時間後などになりかねないです。
お腹がすいていたりトイレだったりと少しでも必要を感じたら立ち寄りましょう。
また、ひもじい思いをしたくない場合は車の中に多少の軽食や飲み物をストックしておくことをお勧めします。
道路は人間だけのものではない
昼間以上に夜間は動物が見えにくいので運転する際は十分注意してください。
冬以外でも防寒着を
冬以外の時期でも北海道は天気によってはかなり冷え込みます。8月の旭川あたりでも私が行ったときは平地でも朝は一桁まで冷え込みました。
夏場といって半袖しか持って行かなかったりすると朝夕や天気が崩れた時に凄く寒い思いをするのでいらないと思うかもしれませんが防寒着は持って行きましょう。
森にはヒグマがいる
本州から飛行機で行くと熊スプレーは飛行機での輸送ができないのでスプレーを持参するのは厳しいですが、クマよけ鈴だったり・ラジオをかけるなど対策を行って下さい。
また知床は羅臼・ウトロ両方のネイチャーセンターでスプレーを24時間1,000円でレンタルしているので知床で散策する人はスプレーを借りて行くことを推奨します。フレペの滝も知床五湖もヒグマはでます。
ウインターシーズン
冬季通行止め
冬の北海道の注意点は夏に通れた道が冬季通行止めとなっていて通れなくなっている道がかなりあります。代表的なのは知床の知床横断道路などは夏場は横断道路を使えば1時間かからずウトロから羅臼につけますが冬場は2時間近くかかったりします。
なので夏に行ったから大丈夫ではなく行くエリアで冬季通行止めがないかは確認しておいた方がいいです。
足の防寒を忘れずに
冬の北海道に行く人はしっかり防寒対策をしていくと思いますが、靴の防寒対策がしてあるかで快適さは違ってきます。
スノーブーツを履いていく場合でも、底冷えしてきた場合に備え靴用カイロを持っていたほうがいいです。
雪道運転
冬の北海道は基本的に道路は雪道か凍結路がほとんどです。雪道運転に慣れない人は十分注意してください。
路面以外にも雪が地面にあるので道路の中央の線が見えなくなっていたり、市街地では除雪の雪が壁になっていて歩行者や車がかなり見難いので最新の注意が必要です。
写真撮影について
望遠レンズを持って行こう
北海道で大自然を撮りたい!!写真撮影が好きな人はそんな方が多いと思います。
北海道で風景を撮るなら望遠レンズを是非持って行って下さい。
北海道は景色が広大過ぎで広角や標準レンズで撮影するとただ広い平原の写真になってしまいがちです。
個人的に北海道での風景撮影なら35㎜換算70㎜-200㎜か35㎜換算100㎜-400㎜のレンズです。
この辺りのレンズだと北海道の風景撮影で活躍すると思います。
朝焼け・昼間・夕焼け・星空のどれかを捨てる
夏場の北海道は日の出が3時で日の入りが19時とかあるので日の出、昼間、日の入り、星空を全てを撮影しようと思ったら体力が旅行中持ちません。
なので全ての時間帯撮影するというのではなく、どれかの時間帯を休憩に充てるという事もしっかりと選択肢に入れる必要があります。
そうしないとどこかで体力が尽きます。
まとめ
私が体感した北海道旅行で注意するポイントをまとめました。
本当に北海道は何度も行きたくなる魅力ある土地ですが、楽しむうえで本州と違う部分がたくさんあります。
是非私の失敗談を元に楽しい快適な北海道旅行にして下さい。
では、また。