道東観光するならよく調べる前は入口は女満別がいいと思っていましたが、ここ最近釧路も非常に観光地へのアクセスがいいと利用して感じています。
私がよく訪れている北海道の道東エリアですが、道東へ空路でアクセスするならどこがいいかが意外と書かれてないので今回まとめました。
道東への空路での入口
本州から道東エリアへ空路で入れる空港は、釧路・女満別・帯広・中標津の主に4つあります。
本数は釧路・女満別が多く、JAL・ANA(Airdo含む)のほかにLCCのPeachも就航しています。
中標津はANAのみで便数も少なく、加えて羽田便だけのため使いにくいです。ただ知床(羅臼側)や野付半島にも近いので便数が多ければ使いたい空港ではあります。帯広空港は道東の中ではかなり西よりあり摩周湖や知床、釧路湿原といった道東で有名な場所からは少し距離がある空港です。
女満別空港の利点
女満別空港を使うと行きやすい観光地は網走市内や知床ウトロ側やサロマ湖・屈斜路湖方面といった場所や釧路空港よりも北にあるため北海道北部へ行くことも選択として出て来ます。この空港の一番の良さは知床へのアクセスの良さだと思います。また意外と知られていないのが大雪山の旭川の反対側の黒岳ロープウェイがあるエリアにも2時間程度で行くことが出来る点。旭川からでも1時間半程度はかかるので、道東から大雪山山系の東側への行くことも考えているなら女満別空港を使うメリットです。
主な車での所要時間
知床(ウトロ):1時間半
屈斜路湖:1時間
サロマ湖:1時間
野付半島:2時間
稚内:5時間半
黒岳ロープウェイ:2時間
※知床の羅臼側は冬季通行止め期間は知床峠を超えれないので羅臼方面に行く場合は注意が必要
釧路空港の利点
釧路空港を使った場合は釧路湿原や阿寒湖・根室など道東の南部へのアクセスよく、帯広方面も高速で行けます。また中標津程ではないですが野付半島や知床(羅臼側)へも行きやすい空港となっています。釧路空港の良さは知床には少し遠いですが、道東のメインとなる観光地をほぼ網羅出来る点です。
主な車での所要時間
根室:2時間15分
野付半島:2時間15分
屈斜路湖:1時間半
糠平湖(タウシュベツ川橋梁):2時間15分
知床(羅臼側):3時間弱
空港選びのポイント
釧路・女満別どちらにするかですが、観光地や行き先によって変えるのがベストですが摩周湖や屈斜路湖方面を目的に行く場合はどちらの空港からもあまり変わらないです。
飛行機の時間帯によって女満別や釧路を選んぶというのも一つです。
また冬に北海道に行く場合は色々な道路が冬季通行止めとなっています。特に知床方面を考えている際は注意が必要です。
冬季は(4月末頃まで)知床峠が通行止めのためウトロ側と羅臼側の行き来は2時間かかります。夏場は知床峠を使えれば50分程度で行き来ができますが2倍以上の時間を要するのでウトロ側で観光して羅臼側でクルーズをと思ったら想定と時間が違い予定通りに動けなかったとなる可能性もあるので行程には十分注意して下さい。
まとめ
自然の宝庫の道東ですが、一つ一つの観光地の距離は離れていることもありしっかりとスケジュールを組んで回った方がいいエリアです。本州の人間からすると距離感がおかしくなりますが、釧路・女満別両方の空港を上手く活用して北海道旅行を楽しんで下さい。
では、また。