広角ズームレンズをSONYの1224GMからNikonのz1430に変更して2ヶ月半ほど使い、おおよそレンズの感じが分かったのでZ14-30の使用感を書かせてもらいます。
大きさと重さ
このレンズの素晴らしい点は14mm始まりで30mmまでのF4.0通しのレンズなのに非常に軽量でコンパクトな点。
ミラーレスになって広角レンズは小型軽量化の恩恵を受けどんどん小さく軽くなってきてこのレンズもその最たる例です。
山登りに広角ズームを持って行きたい身としては500gを切る重さでこの大きさは非常にありがたい限りです。
14mm始まりなのに通常の82mmフィルターがつく
購入前からわかっていましたが14mm始まりの広角ズームなのに出目金でないしフィルター径も82mmと許容できる範囲で魅力です。
またPLフィルターなどを使いたい場合に出目金レンズだと専用のフィルターホルダーに150mmを用意するというかなり高価なフィルターを使用する必要がありますが82㎜のフィルターで運用が出来るところもお財布に優しくありがたいところ。
1224GMは写りは文句のでないレンズでしたが、PLフィルターやNDフィルターの運用を考えはじめると環境導入で10万コースになる上荷物も嵩張るので諦めました。
画質
いざ使ってみた感想。写りも非常によくZ7の高画素にも耐えれるいいレンズでした。
ただ写り自体は非常によかったのですが残念というか1224GMとの価格差なりの違いは下に記載するようにありました。
逆光耐性
出目金レンズなのに鬼のように逆光に強かった1224GMと比べるとそこそこの逆光耐性という感じです。
悪くはないけど、他の最新レンズと比べると良くもないとしか言えない感じです。
光条
これもGMレンズと比べるとF22あたりまで絞ってもきれいなウニに中々なりません。
このあたりは30万越えのレンズと10万代前半のレンズとの違いな気がします。
作例
※クリックORタップしたら拡大されます。
まとめ
1430について書いてきましたがこのレンズは大半の人におススメ出来る間違いなくいいレンズです。
焦点距離も30mmまであることで24mmまでのレンズと比べるとかなり使い勝手がいいです。
ただ、残念な事に逆光耐性と光条についてはやはり最新の大三元クラスのレンズと比べると価格差なりの写りになってしまいます。
そのあたりまで完璧なレンズを求めるなら最新の大三元レンズを購入したほうが幸せになれますが。あとはお財布や焦点距離と相談して検討してみて下さい。
ベストではないが最高のベターなレンズというのが自分のこのレンズの印象です。
では、また。