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旅かめら

写真上達のコツ 上質な写真をインプットすることの重要性

皆さんこんにちは、伊吹です。
今回は写真の上達のコツ、いい写真を見るというインプットの重要性について書いていきます。

写真が上達するには構図や、カメラの基本的な設定や使用方法が上げられます。上達するために得た知識は、いい写真を見ることで活用されると私は思っています。

いい写真を見るというインプットとは


写真が上手なるために、写真についての解説本やブログを見て色々と勉強している方も多いでしょう。
他の人の写真を見て上手な人たちがどうやって写真を構成しているか知識を踏まえた上で見てみるのはただ上手いなと思うだけではなくなり非常に勉強になり、複数の構図が使われていたり、色の表現方法、光の捉え方など自分が知識として知っているものが使われていて、『あーこうやって撮るのか』と目から鱗的な発見があります。
新しいインプットを入れずに自分の中の世界だけで写真を撮っていると表現手法が偏ってきたり、知らず知らずのうちに撮影時や現像時に癖が出来てることもあり、そのためにも是非いい写真を見てインプットをして欲しいのです。

上質な写真とは


いい写真、上質な写真については個人的な主観が大きくなるのでこれだという正解はないですが、個人的に上げられるのが写真集を買ってみたり、写真展に行ってみるという手段がおススメ。
なぜ、今ネット上のインスタ等のSNSでなく写真集や写真展なのかというと、SNSではどうしても1枚(多くても4枚程度)になるのでどうしてもインパクト重視の写真が目を惹いてしまう傾向が多いです。
写真集や写真展だとどれもインパクトが強い写真ばかりだと胸焼けしてしまうので、箸休め的な写真もあり一つのテーマで写真を見ることが出来るのでこの2つをおススメします。

写真展の良さ


写真展という一つの空間を個展を開く写真家さんが写真の選定し、写真の配置や照明などを考えて作られた空間です。
また写真自体も展示サイズが大きいとA0などかなり大きな写真からA4サイズといった写真の大きさの違いによる印象差も感じることが出来ます。印刷手法などもこだわっている人もおり勉強のためとという観点でなくても非常に楽しい場所。
写真を飾る楽しみもわかるので、好きな写真家さんが個展を開いていたら是非足を運んで見ることをおすすめします。

写真集の良さ


こちらも写真展同様、写真集を出す写真家さんがテーマに沿って作成したもの。写真をどこに配置するかをしっかりと考えあり物語のように見ることが出来ます。
写真集は写真家さんが表現したい、伝えたい内容を感じることが出来、写真展とはまた違ったインプットを行えるもの。
写真集の良さはいつでも繰り返し見ることが出来るのでまた見たいと思ったらすぐ見ることができのがいい点です。

終わりに

上質な写真をインプットする重要性について書いてきました。
今回この内容を書こうと思ったのは写真家 半田菜摘さんの『ピリカ』という写真集を読んだことでSNSなどのインパクト重視の写真だけでなく、流れやテーマに沿って写真を見てもらう機会を増やして欲しいと思ったからです。

SNSの写真もいいですが改めて自分で足を運んだり、お金を払って写真と向き合うということも写真の上達には必要と思います。

では、また。

  • B!