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旅かめら

初心者でも登れる爆裂火口が圧倒的な安達太良山(あだたらやま)

皆さんこんにちは、伊吹です。
福島にある日本100名山の一つ『安達太良山」(あだたらやま)に登ってきました。
比較的容易に登れる上、非常に景色がいいと評判で気になっていたんですが中々天気と折り合いがつかなったんですがつかなったんですが、やっと天気と予定が嚙み合っていくことが出来ました。

安達太良山へのアクセス

安達太良山へ多くの人が利用する登山口は安達太良高原スキー場から入る方法です。
安達太良高原スキー場へのアクセスは車を使って東北道の二本松IC(郡山のより1つ福島より)を降りて20分。東北の山としては比較的南にあるので関東在住の人でも住んでいる所によっては長野に行くより近い人も多いはずです。
駐車場は紅葉シーン以外は無料で紅葉シーズンだけは1000円かかるみたいです。

ロープウェイは使う?

安達太良高原スキー場ではサマーシーズン登山のためのロープウェイを運航してくれています。
料金は大人一人片道1000円です。
私は今回山慣れするためロープウェイを使わずに登ったのですが、正直言って夏山シーズンはスキー場のゲレンデから離れたらひたすら森の中を行く道でかつ足場も粘土質の土でかなり滑りやすいです。正直人が少ない山を見たいという人は早朝ロープウェイ始発前に登るのはアリですが、それ以外はロープウェイを使ったほうがいいです。

視界が開けだすのはロープウェイの山頂駅周辺からです(泣)

安達太良山登山

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

こちらはロープウェイ山麓の駅あたり。ここから登山道を登っていきます。
ロープウェイの山頂駅から来る道と合流した後も当分景色が開けてない登山道を歩いていきます。。。(写真は面白みがないので割愛)

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

ロープウェイの山頂駅から45分程度歩いたあたりで低木林帯に入り視界が開けて来ます。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

ロープウェイ山頂駅から1時間ちょっとで無事山頂まで到着。このポチっと膨らんでいるのが安達太良山の山頂です。この形から乳首と呼ばれているみたいです(笑)

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

山頂からの景色。ロープウェイを使えば1時間ちょっとでこの光景が見れる。本当に手軽にここまでの光景が味わえるのは素晴らしい。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

山頂から安達太良山のもう一つの名所の爆裂火口を目指し尾根線を歩きます。途中振り返って別角度からの安達太良山の山頂です。こっちからの方がカッコいい気が(笑)

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

段々と爆裂火口に近づいきます。白いのは雪でなく恐らく火山成分の関係で地面が白くなっているみたいです。

爆裂火口に到着。。。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

凄いとは知っていましたが、ここまでとは思わなかったです。
この景色が見えたとたんに声がでませんでした。
時間に余裕があったんで爆裂火口周辺の尾根線を歩くことに。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

これが爆裂火口の尾根線ですが尾根の左右で景色が全く変わって面白いです。

爆裂火口周辺を様々な角度から。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

爆裂火口周辺を十分堪能したので下山。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

安達太良山山頂から爆裂火口方面に向かう尾根線。見ての通り緩やかで山頂までに出てしまえばあとは起伏の少ない楽しい尾根歩きができます。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

下山は別ルートでくろがね小屋方面に抜けます。こちらの登山道はくろがね小屋まではほぼ視界が開けていい感じでした。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

これも下山途中の一枚。篭山というらしいけどここの山頂への道はないみたいです。

α7RⅡ + FE 12-24mm F2.8 G

ほぼ下山し登山口の手前に安達太良渓谷の自然散策路があり、コースタイムもあんまり変わらないのでせっかくなのでと行くことに。そのルートの中に滝があったので撮影。
疲れてたし、三脚持ってないし、晴れてる上に木漏れ日入ってくるしで撮影条件は悪かったけど1枚くらいはと思い撮影しました(笑)

注意点

初心者でもと書いていますが、あくまで登山靴や雨具といった最低限の装備と普通の体力がある人向けの話です。標高も山頂は1700mもあるので天候が崩れたら荒れる上、寒いので事前に計画をしてから行って下さい。
難易度が低いとは言え何かあったも登山口までは戻ってくるのが登山です。

また、くろがね小屋から登山口までの途中に旧道があり距離的には近道になりますが粘土質の道でかなり滑りやすくなっている上、景色もただの森の中なので旧道を使うのはオススメしません。

まとめ

こんな感じで安達太良山を満喫しました。参考までに下に私が寄ったコースを記載します。

YAMAPより

コースタイムはロープウェイを使わず休憩、写真撮影込みでおおよそ7時間15分でした。
割愛しましたが途中にくろがね小屋という温泉もある山小屋に立ち寄り休憩しました。ただ残念だったのがおでんとかカレーとか食べようかな期待していたら、食べ物がカップラーメンしか置いてなかったので結局コーラだけ買って休憩しました(泣)
なのでくろがね小屋によってご飯でもと思っている方は注意してください。

安達太良山はロープウェイ降りてから山頂手前まで視界があまり開けることはないですが山頂付近についてからが安達太良山の本領発揮です。
森林限界を超えた尾根歩きに、山頂からの他の山も望むことができ、火山特有の景色もあり、渓谷も楽しめる。場合によっては登山の途中に温泉も入れてしまう。
片道1時間程度の登りの一つの山でここまで色々な景色が楽しめる山はないと思います。

本当にお勧めしたい山です。
では、また。

  • B!