今回は旅行などで雪景色を見てみたい、でも雪道を運転したことがないから不安と思っている人が多いと思うので実際に雪道運転ってどんな感じかを、2年ほど前まで雪道を運転したことがない身としてまとめてみました。
雪道運転も基本同じ
スタッドレスタイヤを使って雪道を走行した場合の感想は通常の雪道でない道路を走るのとそう変わらないということです。
基本的に雪国はよほどの降雪量でない限りかなり除雪されているので、スタッドレスを履いていれば問題ありませんでした。
基本的に雪道では急な動きを避ければだいたい運転自体は問題ないはず。
急ブレーキ、急ハンドル、急加速しなければ大丈夫です。
雪道運転での注意点
上で基本は大丈夫と言いましたが雪道運転をした際に気づいた注意点は下のとおりです。
○車間距離をいつもより間隔を開ける
○速度はいつもより控えめにする
○路面状態には常に気を付ける
○センターラインが見えないため反対車線に行きすぎないようにする
これもよく言われていることですが、おおよそは意識していれば対処できることです。2駆の車を運転していて坂道で停車してしまった際は最悪発進できなくなることもありますが、焦ると他の事故の原因となるので注意してください。
怖かった路面
あまり雪道の経験が乏しい中で私が特にヒヤッとした路面を上げさせてもらいます。
シャーベットの轍
比較的暖かい状態で雪が積もっていて、わだちが出来ている路面の雪がシャーベットになっていました。運転中ふとわだちにタイヤが当たったらハンドルのコントロールが出来なくなりました。
雪道運転の際、わだちが出来ていればわだちを走ると鉄則がありますが、わだちが出来ている際は確実にわだちを走る必要があると感じました。
ブラックアイスバーン
ブラックアイスバーンは一見雪が積もってないように見えますが、アスファルトの上に氷が張っている路面で一見すると普通の路面にも見え分かりにくい路面です。
更に雪ではなく凍っているので非常に滑りやすくブレーキも効きにくいです。
運転していてブレーキも効きにくかったうえ、カーブでブラックアイスバーンになっていれば通常の速度で曲がろうとすると確実にスリップすると運転してい感じました。
チェーンはお守り
大半の環境ではスタッドレスタイヤで大丈夫ですが、私の車が四駆でなく2駆のためチェーンをお守り替わりに車に乗せています。
樹脂と金属ありましたが万が一のお守りで樹脂は年数で劣化があり金属にしました。
スタッドレス以外に必要なもの
雪道運転を行う環境に行って困ったことがあったのでそれも書いておきます。
ウオッシャー液が凍った
フロントガラスが汚れた際に便りになるウオッシャー液ですが、寒冷地用のものを入れていないと凍ってしまい、機能しなくなります。
自家用車で寒い場所に向かい際は寒冷地用のウオッシャー液にしてから行きましょう。
ワイパーも雪用に
ワイパーのゴムも雪用がありどうやら吹雪などの環境になると夏用のワイパーだとまともに仕事をしなくなり本当に危ないみたいです。
(私は冬用ワイパーに代えましたが、吹雪で夏用ワイパーで走った人の話を聞くと機能しないらしいです)
軽油は現地で入れる
軽油は寒いと凍ってしまうみたいなので寒冷地に着いたら軽油を現地で給油したほうがいいみたいです。
終わりに
雪道運転は慣れないと怖いと言われていますが、慣れるには運転しないと慣れることが出来ません。
中々雪に馴染みのない場所に住んでいると一向に慣れることが出来ないので、雪道運転を慣れようとおもうと正直ぶつけ本番で臨むしかない人が大半と思います。
私もそんな一人でしたがレンタカーをフルカバーの保険に設定して借り練習して何とかなりました。
ステップとして、平地の雪道で慣れた後に山道含めて雪道を運転したほうがいいと思います。
最初は4WDを選ぶとより安全に練習できると思います。
最初は雪道運転は怖いですが、出来るようになれば行ける範囲が格段に広がるのでマスターしたいスキルです。
では、また。