皆さんこんにちは、伊吹です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3を先月買って1カ月使ってみた使用感をざっくりまとめてみました。
ただし今回はあくまでのα7RⅢがメイン機でサブ機としてのE-M5 markⅡにつけてみてにでの使用感になるのでご注意下さい。
・換算24㎜の広角域~400㎜の超望遠域の入口までレンズ交換不要で対応できる
・昼間の屋外写真であればテレ端200㎜でも動きものでなければ大体撮れる
・望遠域でのスナップ写真が気軽に撮れる
・フルサイズと比べると圧倒的に軽量
・スナップ撮影を主体にするなら十分な画質
・防塵防滴
・400㎜まで撮れるレンズなのに威圧感がそこまでない
・画質に関してはα7RⅢでのシステムと比べると劣る(値段相応の違いはある)
・レンズに手振れ補正が搭載されいないこともあり200㎜撮影時にはしっかり持ってないとブレるので、正直6段くらいの補正は欲しい
・夜間の街並み撮影時に人工光に対してゴーストが発生することが多かった
・RAWのレタッチ耐性がフルサイズと比べると大きく劣る
・ズームレンジを考えるとコンパクトに収まっているがレンズが長いため意外とかさばる
・望遠域の画質がイマイチな場合がある
簡単にまとめるとこんな感じです。
以下に撮った写真の作例です。
※記載の焦点距離についてはマイクロフォーサーズでの距離になるので35㎜換算する場合は2倍してください。
上の2つについては短所で上げていた人工光に対してゴーストが発生した作例です。夜はあまり撮ってないので作例は少ないですが、強力な人工光にはもしかしたら強くないのかもしれません。
ざっとこの1カ月で撮った写真です。
このレンズを使うとどうしても換算400㎜まであるのでせっかくだからと望遠域を使ってしまう弊害が出てしまっていますが、コレばっかりはもう少し使って慣れるしかないのかな、って思っています(笑)
あと、ほかのネット記事でよく見るのが望遠域があまり良くないと記事がありますが、個人的な印象では問題ないレベルと考えています。このレンズの真価は換算24㎜から始まるズームレンジであり、画質はある程度担保されていれば問題ないと思っているので、私的にはこれからも望遠域を使っていきたいです。
その後望遠域を使いつつづけた結果、他のネットレビュー通りあまりよくない評価と変更しました。
マイクロフォーサーズ機をメインで考えている人で画質へのこだわりがある人はPROレンズかPanasonicのパナライカを買ったほうが幸せになれると思います。このレンズはズームレンジが広い便利ズームで画質がそこそこ良いのが長所となっています。ですが正直便利ズームにしては価格は少し高いですし値段的にはあと少し出せばマイクロフォーサーズシステムとしては最高のクオリティが撮れるPROレンズが買えるのでそちらをお勧めしたいです。サブ機として使ったり、PROレンズを補完する目的でこのレンズを買う意義は大いにあると思います。
では、また。