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旅かめら

Olympus 12−100 F4 PRO使用感と12−200 F3.5-6.3の違い

皆さんこんにちは、伊吹です。

今回は先日購入した12−100F4PROの使用感と12−200とも違いについて書かせて頂きます。

まず12−100PROについては発売して三年程度経っていて色々と単焦点並みとか手ぶれ補正が異次元とか言われていますが、2ヶ月程度使った感想としては評判通りのレンズでした。

PROレンズの名の通りの写りを出してくれてG9と組み合わせて撮っているとメインで使っているα7R3にも負けないレベルの写真が撮れています。


この写真は波の色合いが綺麗に出ていてR3とのダブルメイン機として運用してもいいと確信が持てた一枚です。

また手ぶれ補正についても手持ち1秒程度は標準域までは打率8割以上の印象です。

こちらは手持ち1.3秒でF16まで絞って撮影してます。手持ち撮影でウニが出るとか凄いとしか言えません。
これでボディとシンクロしてない手ブレ補正。むしろこっそりパナは手ブレシンクロしてますって方が納得できるんですが(笑)

写りについては以下に写真を貼っておきます。こんな感じで撮れています。

では、今回12−100F4PROと引き換えに手放すことになった12−200とは何が違うのか。

私の印象は同じ高倍率ズームでもレンズ思想は全くの別物と感じています。
PROの方は焦点距離全域で高品質な写真を撮るために作られたレンズ、12−200については望遠域についてはある程度妥協はしたが、持ち運ばないと写真は撮れないという思想で焦点距離を優先したレンズという印象です。
個人的に12−200は望遠域は色乗りがよくなく撮った写真を見返して撮れてるなって印象の写真が多かったです。
12−100F4PROはいい写真撮れたなーってなってることが多いです。

個人的に換算200ー400の焦点距離はふとした時に鳥や動物撮ったりする際に便利でしたが正直なくても困ることはなく、現状換算24−200までで高品質な画質を量産してくれるPROレンズに変えてよかったと感じています。

こういったふとした時に、身近な動物を撮るには12-200は適したレンズだったんですけどね。これは色乗り悪くないんで状況によってムラがありました。

ただ動物や鳥を撮る際は望遠レンズを使って本気で撮りたい思う身としては12-200は便利でしたが役不足感がだんだんと強まってきまて買い替えたのが本音の部分です。

どちらか迷っている方への個人的な見解としては以下の点に留意して検討して下しさい。

〇PROレンズの12-100のレンズの重さは問題ないか。
〇レンズに求めるのはズームレンジの幅か写真の品質か。
〇夜景を撮りたいか。

どちらのレンズもレンズの設計思想から考えると悪くない選択肢なので自分がどちらが必要なのかを考えて検討してください。

では、また。

  • B!