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旅かめら

カメラ選びの注意点 キットレンズ編 動画向きか?静止画向きか?(Z30、ZV-E10、R10)

カメラ選びのポイント キットレンズについて

皆さんこんにちは、伊吹です。
スマホカメラの性能が上がっている今、カメラを買おうという人は何かカメラを買って明確な撮りたい被写体があるから買おうと思う人が多いと思います。
キットレンズの写りの良さなど性能はよく言われているんですが、あまり言われていないのがズームが手動か電動か。
V-logなど動画を撮りたい人静止画をメインで撮りたい人によってキットレンズがどのようなレンズがいいかは変わってくるので今回はそのあたりを書いていきます。

電動ズームと手動ズームの違い

電動ズームは焦点距離(倍率)を変える際にはレンズを回すと自動的に焦点距離が変わります。電動ズームでないレンズはレンズを回すと手動で焦点距離が変わります。
単純にこの違いですが電動ズームにはメリットとデメリットがあり人によっては全く合わない人が出て来ます。(私は電動ズームはNGな人間です)

電動ズームのデメリット

●電源を入れるといつも決まった焦点距離からスタートになる
素早く焦点距離を変えるのが厳しくなる

電動ズームのデメリットは上記に上げたのが私が感じる所。
電源を入れてすぐに好きな焦点距離で撮影出来ないのがいつも手動で合わせている身としてはかなりストレスでした。
撮りたい被写体があってもすぐ撮影できずに、ワンテンポどころかスリーテンポくらい遅れてから撮影がスタートという印象です。
コンデジで慣れている人はストレスがないですが、一眼カメラをこれまで使った事がある人だとかなりストレスになってくると思われます。
私も1度電動ズームのレンズを使いましたが、このレスポンスの悪さから電動ズームは使う事はこれからほぼないと思います。

電動ズームのメリット

◎動画撮影時にズームがスムーズ

個人的な電動ズームのメリットは上記の1点です。
動画撮影に重きを置くか、これが電動ズームを許容できるかだと思ってます。
動画撮影時に手動でズームリングを回して撮影するとどうしてもスムーズにならずにカクついてしまうことが多くなります。
電動ズームだと一定の速度でズームされスムーズになるので動画をカメラでしっかりと撮影したいと思うのであれば電動ズーム搭載のキットレンズはありと思います。
静止画メインで考えている場合は正直電動ズームのレンズは避けたほうがいいです。

初心者向け一眼のキットレンズ

Nikon Z30


キットレンズ:非電動ズーム
手振れ補正:キットレンズにあり
ファインダー:なし

Nikonが最近出したファインダーのない動画に向けのエントリーモデル
ズームが電動でないので完全に動画向けか言えないとも思いますが、このキットレンズは光学性能が非常にいいのとコンパクトなので少し大きめの静止画用途での使用でコンデジの代わりでこのカメラを買うのはありと思います。

SONY VLOGCAM ZV-E10


キットレンズ:電動ズーム
手振れ補正:キットレンズにあり
ファインダー:なし

Z30と立ち位置は同じのカメラ。大きな違いはキットレンズは電動ズーム。ただこのレンズは設計が古いのが気になる部分。動画向けに作られているから一眼カメラで動画を始めるならいいカメラと思います。
SONYはレンズもタムロン、SIGMAと出しているので2本目以降のレンズも値段を抑えて手に入れることが出来るのがいい所です。

キヤノン EOS R10


キットレンズ:非電動ズーム
手振れ補正:キットレンズ・ボディともにあり
ファインダー:あり

動画を売りにしたカメラではありませんし、前の二つより金額的には高くなっているカメラ
ただ、AF性能ボディに手振れ補正搭載連写性能については圧倒的に勝っているカメラ。動画についてもキットレンズは電動ズームでないという点が問題なければ資金に余裕があれば一番おススメ出来る万能カメラです。
ボディサイズが前の二つと比べると大きいですが、その分ボタンも多く操作はしやすいです。

終わりに

カメラ購入時のキットレンズの電動ズームについて書いてきました。
正直この記事を書いた現在で写真向けのおススメカメラはAF性能と連写性能を考えるとお金が許すのであればR10をお勧めしたいです。
また動画向けのカメラとして使いやすいのはSONYのZV-E10だと思います。NikonのZ30は小さなカメラで写真撮影向けといえると思います。
Z30はファインダーがないので写真を撮るならファインダーのあるZ50の方がいい気もします。

写真・動画ともスマホが主流になりつつある世の中ですが、まだ一眼カメラの方が優れた部分が多いのも確かな状況です。
スマホで撮影とカメラで撮影するのは意識も変わってくるのでせっかくなのでカメラで撮影をしてみて下さい。
では、また。

  • B!