TAMRON 50-300mm を半年以上使った使用感（長期レビュー）

2025年1月29日

みなさんこんにちは、伊吹です。
TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを発売日に購入して半年以上使ったので使用感を書いてみました。
発売直後に28-300が発表されたり色々と思うことはありますが、まだ手元に残ってることがこのレンズの評価と思ってください（笑）
28-200は画質に不満がありましたが50-300は許容はできる感じなので当分使うことになりそうです。

50-300の長所

〇50-300という唯一無二の焦点距離
〇ギリギリ登山に持っていける重さと大きさ
〇そこそこ写る不満のない画質
〇APS-Cクロップと相性がいい

そこそこ写る不満ない画質で登山で使えるサイズ重量感、APS-Cクロップで450mmまで対応でき、さらに16-35のレンズとセットで使うとクロップ使用前提で16-450の焦点距離がレンズ2本で完成するという点が大きいです。

旅行や登山など荷物を減らしたいけど最低限の画質は確保した望遠レンズを持っていきたいという人には刺さると思います。

※わたしのそこそこ写るの基準は初代70-180F2.8あたりのレンズです。タムロンのEマウントレンズ28-200は不満があるレベルで、SONYの24-105F4.0は良く写るって思ってる人間の評価です。

50-300の短所

●周辺減光が結構ある
●150mmの長さは嵩張る
●画質はそこそこ
●300㎜だと野生動物は厳しい
●50-400と28-300と比べるとどっちつかず

このレンズを使ってて思うのが周辺減光は補正前提で作られてるのは分かりますが結構補正する必要あるなという印象で、まあ補正で何とかなりますが。。。
結構補正されるのでそれが嫌な人にはおススメできないです。

あとはタムロンレンズで50-400や28-300と焦点距離かぶってるので自分の用途にこのレンズが向いてるかは考えて方がいいですね。
野鳥や野生動物撮影のためって人はこのレンズは望遠が足りないのでやめた方がいいです。

おすすめできるか？

最近発売されたSONYのGレンズ、GMレンズの写りが必須という人は厳しいと思いますがそこまで求めないそこそこでいいって人には向いていると思います。
登山に持ってく望遠レンズを探してる人は是非お勧めしたいレンズです。
私は20-70と50-300か16-35と50-300の組合せで登山に持って行ってます。

正直ほかの競合レンズも考えると万人におススメできるレンズではないですがクロップ前提で使い勝手よくてそこそこの画質が欲しいって人向けのレンズです。