皆さんこんにちは、伊吹です。
写真を撮る人なら写真でお金を稼ぎたい、プロになってみたいと妄想することはよくある事と思います。私もよく妄想しますが、自分の技術を考えるとまだまだプロの方々とは基本的な技術、経験が圧倒的に差があると写真を知れば知るほど感じています。
ですが、妄想を簡単に叶えてくれる仕組みが、写真販売サイトであるストックフォトを使えば写真を気軽に販売することができます。
よく副業サイトで紹介されおり、これはいいなと思う方も多いと思います。しかし、なかなか実体が書かれてないので今回私の実体験を記載させて頂きました。
目次
私の現状(2019年12月)
ストックフォトはPIXTAのみを使用して登録写真数はおそよ500枚程度で約三年程度登録しています。今年2019年に250枚程度写真を登録しました。
写真は基本的に風景と動物がほとんどです。
PIXTAを利用している理由は当初Adobeも使っていたのですがPIXTAしかほぼ売れなかった点といくつものサイトに登録する手間が面倒になったことです。また、どうせPIXTAしか売れないならPIXTA限定にした場合は若干売値が上がるのでその恩恵にあずかろうと考えたからです。
この状態で販売された写真数は約80枚弱(定額DLは10枚で1枚換算)、クリエイター順位は約7000位となっています。
毎月大体4枚程度売れて月の順位は2500位程度な印象です。
このことから毎月5枚以上写真が売れている人はたくさんいるクリエイターの中でも2000人程度ということです。PIXTAは日本国内が主のサービスなので多いと感じるか少ないと考えるには人それぞれと思います。
ストックフォトのメリット
○写真が売れるのでお金が入ってくる。
やはり一番のメリットはお金出してまで自分の写真に価値を見出してくれること。これが一番のストックフォトのメリットです。
ストックフォトのデメリット
○人が入っている写真は肖像権の問題が出てくる。ポートレート写真を載せるにはモデルとなった人の同意が必要。
○登録の際タグをつけたりする作業があり手間がかかる。
○登録後すぐ売れることは少なく、売れ始めるまで時間がかかる印象がある。
○売れた写真が本に載ったとしても撮影者としての実績に出来ない。
○作品でなく使いやすい写真が求められるので自分の作風と合わない場合がある。
こんな感じで、正直デメリットの方が多いです。それでも私がストックフォトをしている理由は自分の写真をお金を出してまで買ってくれる人いることが嬉しいからです。
SNS等でイイネをつけられてハズるのも嬉しいですが、身銭を切って買ってくる人の存在は自分にとって一番の承認欲求が満たされます。
ただ、一度自分の写真が恐らくストックフォトで購入されて本に載ってるを見ましたが、かなり安く買われたうえに実績にはならないといったこともあったのでたまにもどかしくもなります。
ストックフォトに向く人
○最初売れなくても心が折れない
○継続して取り組める
私は開始当初は登録した写真が20枚程度しかなくそれっきりだったのですが一つの写真が売れた事でモチベーションが上がり、登録写真を増やして続けているうちに毎月コンスタントに売れるようになりました。
始めて3年たちますが、売れた6割強はこの一年間です。やっぱり売れるまでには時間と写真の数は必要だと思っています。
終わりに
手軽に始められるストックフォトですが写真を使用する側もたくさんある審査をクリアした写真の中から選ぶので売れるまでのハードルはある程度高いと感じています。
逆に売れている写真も見ることが出来るので、どんな写真が求められているのかも勉強になります。
私のサイトにある写真も結構登録しているので一つの基準にしてもらえればと思います。
では、また。