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車で関東からGWに北海道へ行ってみた感想とメリット・デメリット(八戸航路フェリー)


皆さんこんにちは、伊吹です。
GWに10連休を確保できたため関東からマイカーで北海道に行ってきました

行ってみた感想とマイカーで行ったメリットデメリットや参考にならない行程含めてまとめてみました。

私が使ったルートと費用

関東から高速でへ八戸に。八戸からフェリーで北海道・苫小牧に上陸しました。
帰りも同様のルートで苫小牧から八戸、そこから高速で関東にというルートです。
高速区間片道は約650㎞程度でノンストップでも7-8時間はかかり、往復1300㎞走行する必要があるルートです。
フェリーの乗船時間はおおよそ8時間でした。

なぜ大洗や新潟など関東から比較的よく使われている航路ではなく八戸便をつかったかというと、休みが確保できるかがギリギリまで分からずに空いている便が八戸だったからです。
八戸便は1日4便出ているので予約しやすい事も大きかったです。ちなみに八戸よりも青森-函館は一番本数はありフェリー代は一番安いです。

ただ北海道に到着後に道南方面に目的がないとそこから更に移動する必要があるので目的地次第で苫小牧函館かはたまた小樽かは選んだ方がよさそうです。

車はフィットで片道WEB割を使って19,000円程。(車の全長によってフェリーは料金が変わります)八戸までの高速代とガソリン代でおおよそ15,000円だったので片道35,000円
往復7万は最低かかり片道8時間とフェリーの待ちの待機時間とフェリーでの移動時間8時間を加味すれば片道1日となるので、短期間の旅行であれば飛行機とレンタカーの組合せの方がおススメです。

車で北海道のメリット・デメリット

メリット

荷物の容量制限は車に入るだけ
〇自家用車なので慣れた車で行ける
〇人数が多ければ多いほど安くなる
〇ハイブリッド車ならレンタカーよりガソリン代が安くなる
車中泊が簡単に出来る
〇フェリーの港まで道中観光が出来る
〇レンタカー費用が掛からない

このあたりが北海道で自家用車で行ってよかった事です。
車を車中泊仕様にしているので、レンタカーで車中泊するよりもかなり快適な車中泊が出来ました。また飛行機でないので荷物の量を気にする必要もないのでカメラ機材は持てるだけ持っていけましたし、さすがに7日間もレンタカーを借りるとレンタカー代の負担も小さくないです。

個人的に一番大きかったと思うのがハイブリッド車で行ったことで、私が通常北海道で借りるコンパクトカーやプロボックスなどと比べると燃費が圧倒的によくガソリン代の負担が大きく減ったことです。
2500km近くは北海道で走ったのでリッター5㎞違ってもお財布的にはかなり助かったと思ってます。

デメリット

往復に計2日近くはかかる
●少人数だと飛行機代と変わらない
車の走行距離が圧倒的に増える
●北海道特有の運転事故リスク(シカ・雪等)
●事故した時の対応
●フェリーが昼便だと眠れないと暇だった

デメリットは少ないですがこんなところです。どうしても往復に時間がかかり過ぎるので飛行機だと早朝出て10時過ぎには北海道の空港に到着しているので+1.5日という違いはやはり大きいです。
北海道で運転すると雪やシカとの接触事故など北海道特有の運転リスクがあります。万が一事故したら、北海道のディーラーに車を預けてもう一度修理が完了したタイミングで取りに来る必要が出て来ます。
またフェリーで長時間滞在するのですが寝れればいいのですが、寝れないと携帯の電波の環境も微妙ですることはあまりなく時間を持て余してしまいました。

関東から北海道渡るフェリー乗り場

関東から北海道へ渡るフェリー乗り場がある場所は大洗、新潟、仙台、八戸、青森、大間です。
北海道の上陸地点は小樽、函館、苫小牧の3つになるのでどこに行くかを含めてどのフェリーを使うかは検討したほうがよさそうです。
当たり前ですが北に行くほどフェリーに乗る時間は少なくなります。大間が一番フェリーの乗船時間は短いですが、八戸から大間に行くまでにかなり時間がかかるのと大間と青森フェリーの値段は会社によっては青森の方が安いので下北半島観光も一緒にと考えてない限りは最北から乗船の場合は青森便でいいと思います。

注意点

〇事前に車のメンテナンスをしっかりとしておく
〇GWはまだ北海道は寒いので車中泊の場合は氷点下の気温でも耐えれる装備を
〇GWは雪が降ることがあるのでスタッドレスタイヤの装備は必須

私が行って感じたことです。特に車のメンテナンスはタイヤの空気圧だけではなくオイル交換など他にもしっかりと整備して万が一の状況にならないようにしていきましょう。
あと車中泊を前提で考えているならGWの北海道は標高が少し高かったりすると夜間は氷点下になるので十分防寒対策をして行って下さい。

終りにと、なにも参考にならない私の行程

北海道で実際にマイカーで行ってみて感じたことを書いてみました。
行ってみて慣れた車で行けるメリットは非常に大きいということは感じました。ただ往復に2日かかるので最低7日間程度の休みを確保出来ないと車で北海道行くのは現実的でないかなーって感じました。
GW期間に撮影地で偶然話した人も結構車中泊で本州からきている人が多かったので、車中泊をベースと考えるのならマイカーで北海道は日程が確保できる場合はおススメしたいです。
また場合によっては北海道に車を持って行き半年単位で北海道に車を置いておくというのも一つなきもします。

では、最後に誰も参考にならないであろう私の行程を振り返りながら今回は締めさせていただきます。

参考にならない行程

4/29 走行距離755㎞ 関東→八戸、苫小牧→浦臼
日付が変わったタイミングで移動開始。初日は撮影はなしで移動のみでした。

4/30 走行距離240㎞ 浦臼→札幌→美瑛
道央エリアを中心に回りました。
浦臼神社で定番のエゾリス、札幌市内で羊ヶ丘に行ったり時計台を見たり、子ギツネに悶えたり、子ギツネに癒されたりしてました。

浦臼神社 花とエゾリス

α9 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G+ 1.4X テレコンバーター

子ギツネ

α9 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G+ 1.4X テレコンバーター

5/1 走行距離300㎞ 旭川・美瑛・富良野・南富良野
天気はいまいちもGWで桜が満開に咲く時期に備えて事前に撮影スポット候補を確認がてら撮影。

上御料の1本桜

α7RⅣ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

5/2 走行距離465㎞ 南富良野→十勝→走古丹→野付→中標津
天気予報で比較的良かった十勝方面に。翌日は知床が比較的好天の可能性が高ったのもあり道東方面へ移動も野付と走古丹はガスの中でした。

野付半島 オジロワシ

α9 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G+ 1.4X テレコンバーター

5/3 走行距離365㎞ 中標津→占冠
朝起きて天気予報を確認するも知床の予報は微妙で荒天を恐れて知床断念してラッコ撮影切り替えたのち翌日のために移動。

野生のラッコ 北海道道東

α9 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G+ 1.4X テレコンバーター

5/4 走行距離200㎞ 占冠→南富良野~美瑛
美瑛方面か札幌方面に行くか朝起きて悩みましたが、疲労が酷く翌日も撮影予定の美瑛エリアで休息日にしようと思い美瑛方面に行くことに。

深山峠の桜

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

5/5 走行距離350㎞ 美瑛~南富良野周辺
4/30以来の晴れ。美瑛~南富良野は撮影スポットの宝庫過ぎです。

美瑛 深山峠からの桜

α7RⅣ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

5/6 走行距離500㎞ 上川・旭川・東川・美瑛~南富良野→苫小牧
北海道最終日。5/5以上に空気が澄んでいたし桜がかなりの場所で見頃になりました。ひたすら風景に撮らされ続けて撮った日。

大雪山と満開の1本桜

α7RⅣ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

5/7 走行距離615㎞ 八戸→大間→八戸→金成PA
朝に八戸到着。下北半島の横浜町で菜の花が見頃で南下せず北上。更に北上して仏ヶ浦を経由して本州最北端大間岬に行ってからひたすら南下しました。

下北半島 横浜町の菜の花畑と風車

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

下北半島 仏ヶ浦

α9 + FE 16-35mm F2.8 GM

5/8 走行距離430㎞ 金成PA→関東
早朝に起床し渋滞を避けるためひたすら南下開始。無事渋滞を避けることが出来て午前中のうちに帰宅。

10日間でおよそ走行距離4220㎞、一日あたり平均走行距離420㎞の北海道遠征でした。

以上参考にならない行程でした。
では、また。

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