皆さんこんにちは、伊吹です。
今回は何度か北海道で撮影ツアーに参加させてもらったり、Twitterで絡んでもらってる写真家「林 祐介」先生がロシアのカムチャッカ半島でグリズリー(熊)撮った写真を収録した写真集が非常に良かったのでそのことについて書かせてもらいます。
写真集の値段としては1万円は相場的には普通だと思いますが書籍として考えたらかなり値は張るので迷っている人いたら是非読んでみて下さい。
目次
写真集とカムチャッカ半島について
詳しくはYouTubeに写真集やカムチャッカ半島についての動画上がっているので是非見てみてください。
この写真集は完全に個人で出版されているので書店などでは買えないため、詳細については下のYouTubeの概要欄に購入のURLも張ってあるのでそちらをご覧ください。写真集に載っている写真の解説もしているので写真集の写真が全部見れます。
またこの写真集の撮影地であるムチャッカ半島で撮影した時の動画を上げてくれているのでどのような環境で撮影されたか気になる方はこちらを見てみて下さい。はっきり言ってヤバいしか言葉出ません(笑)
写真集を手に取った第一印象
私は事前に写真集の動画を見ており、事前にどんな写真が載っているかは確認していましたが、いざ見てみると。。。
何だこれ!??? これがマジモンの野生っていうのか。。。
というのが率直な感想です。
語彙力なくて申し訳ないですが本当に凄いものを見たときに言葉が出なくなるという感じでした。
私も安全圏からですがヒグマを撮影したこともありますが、写真集の写真とは迫力が全く違いました。
本当にグリズリーの生息地のど真ん中で命を賭けるリスクを負って撮られた写真は本当に文字通りパワーが違いました。
写真集の魅力
日本からは近くて遠いロシア、そのロシアのカムチャッカ半島にありヘリを使ってしか行けない撮影地のクリル湖。そこはグリズリーの生息地のど真ん中です。普通の人だと一生行かないだろう場所で命を賭けて写真家によって撮影された写真が載っている写真集です。
生態系の頂点のグリズリーの勇猛さや恐ろしさやだけでなく優しさや日常までも感じられたり、大型肉食動物の写真なのに超望遠域の写真だけでなくて標準域の焦点距離の写真が入ってるというワケノワカラナイような写真も入っています。
そしてグリズリーだけでなく、カムチャッカ半島・クリル湖の美しい風景をバックに雄大な自然の中で生きる様が撮影されています。
本当にこれは北海道でヒグマを被写体として撮影していて、かつ美しい北海道の風景の両方を撮影してきた林先生だからこその写真集だと思います。
なによりYouTubeの動画でどのような写真が載っているか分かっていましたが、やはり紙で印刷されたものを見るのは全くの別物というのを手にとって改めて感じました。
おわりに
林先生のスタンスとして書店やネット販売は行わず自分の写真が好きなファンに買って欲しいので個人で受注販売をしているとのことです。
今回の内容で興味を持たれた方はぜひYouTubeを見て魅力を感じて欲しいです。
私も一人の写真を撮る身として、ここまでの動物の魅力・真髄を魅せることが出来る写真を撮れるようになりたいとこの写真集を見て強く思いました。
1冊1万円と書籍としては非常に高価な価格ですが写真集の質感もいいので是非お勧めしたい1冊です。
※この記事は2021年9月に書いていますのでいつまで写真集を販売しているかはその時にならないと不明なため販売してなかったら申し訳ないです。
では、また。