皆さんこんにちは、伊吹です。
今回はカメラは何台あったら使いやすいか、サブ機とかダブルメイン機体制って必要なのか気になる方もいるかと思います。
普通の人はカメラって何台持つもなにも1台でしょ!と思う方が多いと思いますが、カメラを4台まで持ち運んで使ったことがある身が実体験をもとに何台あったら撮影時に良かったかを書かせてもらいます。
あくまで防湿庫に保管するのではなく同時使用を前提とした内容となってます。防湿庫に保管するならスペースがあれば無限に持ってていいとは思います(笑)
目次
カメラ1台
◎カメラが1台のため荷物が少なく軽い
デメリット
●レンズ交換の手間がある
●カメラが故障した際のバックアップがない
全世界ほぼすべての人が持って行くカメラは1台という人がほとんどだと思います。
複数台持ちする人は恐らくかなり写真を撮影したり動画撮影もしている人が多いはず。
写真撮影をメインとしない場合は(特に同行者が写真に興味ない人と一緒)カメラ1台がいいでしょう。
ただ逆に交換レンズをたくさん持ち、頻繁にレンズ交換するケースだとレンズ交換中にセンサーにゴミが付いたりしたり、レンズ交換の間に決定的チャンスを逃してしまう可能性もあるので2台以上をお勧めしたいです。
カメラ2台
◎レンズ交換の手間が少なくなる
◎広角・望遠と焦点距離を分けたり、動画・写真や静物・動きものと使い分けが出来る
デメリット
●1台よりも荷物が多くなり重くなる
●カメラの初期投資が高くなる
カメラ2台持ちは写真をしっかり撮る上で写真撮影の効率が大きく上がります。値段の高いフラッグシップカメラを1台買うより、同じ費用でミドルクラスのカメラを2台買ったほうが撮れ高は上がる気がします。(AF性能が求められる動体撮影は別ですが)
レンズ交換も2台あるとかなり減るのでセンサーにゴミが付いたり、レンズ交換していて決定的瞬間を逃すといった事も減ります。
カメラ3台
◎レンズ交換頻度が大きく減る
◎広角・標準・望遠などのと3パターンのレンズを使える。
デメリット
●初期投資の負担がかなり大きなる
●持ち運びがきつくなり、移動中など本当にカメラが三台いるか疑心暗鬼になる
カメラ3台持ち。この辺りから車移動以外の人は厳しくなってきます。広角、標準、望遠や標準・望遠・超望遠といったパターンでどんな時もほぼレンズ交換不要になってきます。
私の撮影では3台持ちは北海道で真価を発揮して24-105G、100-400GM、200-600Gに1.4テレコンを付けた三台体制で超望遠ズームは動物が急に出てきた時用と割り切り、残り2つで風景を撮るという事にしています。
動物は移動中偶然出くわすことが多いので、超望遠の使用頻度は低いですが一瞬のチャンスを逃さないという意味では3台持ちは負担は大きいがありと思っています。
カメラ4台
〇レンズ交換をしなくなる
デメリット
●荷物が重いうえ、外での撮影だとカメラの取り回しが負担になってくる
●同時に4本もレンズを使うシーンが少ない
カメラ4台持ち。これは何度かしましたが、かなり持ち運びに負担がかかる割に3台持ちよりも撮影時に効率が悪くなり正直おススメできません。使用しない際残りの3台を収納するバックのスペースの確保が厳しい上、カメラを切り替えるのに4台だと時間がかかりました。
同時に4台使用するのではなく、カメラを合計で4台持っていて使う際に選んで使うというスタイルになってくると思います。
おわりに
実体験を元に撮影する際ちカメラが何台あればいいかを書いてきました。
個人的な意見としては二台、三台あたりがシャッターチャンスを逃さなかったり、レンズ交換の手間とのバランスがいいと思ってます。
四台より増えるとスタジオとかだといいかもしれませんが野外だったり動き回るとカメラの重さや取り回しが悪くなってくるのでおすすめ出来ないです。
頻繁にレンズ交換をしていたり、風景と動物といった異なる被写体を撮る場合などはカメラを二つ持つことは非常にお勧めしたいです。移動の際の負担とお財布とレンズ交換の頻度、これまでシャッターチャンスを逃したタイミングなどを考えて2台以上持った方がいいかを考えて見て下さい。
また、カメラを複数台持つと言ってもマウント、センサーサイズ、画素数、連写性能と組み合わせの問題もあります。
そのあたりは今回ふれませんでしたが以前に二台持ちについてまとめた際に記載してありますのでよかったら見てみてください。
では、また。