皆さんこんにちは、伊吹です。
年末年始2年連続ネパールでヒマラヤトレッキングをしてきました。


そこで行くまでに色々と調べたことや海外旅行保険の手続きが意外に大変だったこと。
実際にネパールでトレッキングルートのプーンヒルやABCやマルディヒマール(一部区間)を歩いた印象。そして高山病になった時の状況やABCトレッキング特有のポイントをなどをまとめました。
年末年始はシーズン的に閑散期に当たるので情報が少ないのでお役に立てれば嬉しいです。
ネパールの国という印象については以前書いたので、そちらも良かったら見てみてください。

トレッキング時の気候について

・年末年始は乾季
・午前中は晴れて6000~8000m山は見えるが午後から山はガスに呑まれる
・ガスに呑まれると気温が一気に下がる
・日陰、日向、昼間、ガスの中で体感気温が全く違う
・登り始めの1600m付近は、20度以上の気温
・4000mでも日中は秋山レベル(一桁中盤~後半)
・2000m超えると夜は外はマイナス、普通に日本の冬以下の温度
・ABC付近は行った時は雪は皆無、温暖化傾向?
私が感じたネパールのトレッキング時の気候です。
トレッキングで一番大変と思ったのは、温度変化への対応。
標高が低い時の登りは日本の夏山とはまでではないですが、十分暑いので半袖とアームガード、半ズボン、タイツというスタイルで十分。
ただ曇ると一気に温度が下がり、トレッキングの最中快適な温度の行動着が難しい。
重ね着で上手にレイアリングするのが一番よさそうな感じです。
厳冬期登山用のハードシェルはABCレベルの4000m前半では不要、レインウェアで代用するのがヒマラヤトレッキングでは一般的な印象でした。
登山靴も冬靴はオーバースペックで、普通の登山靴で問題ない感じです。
宿泊する小屋は寝る自室は暖房がないので室温0度以下になることも。小屋での防寒対策もトレッキングを快適にするためには結構重要な印象でした。
あとは、昼食などを注文したりすると料理ができるまで30分以上待たされることが多いのでその間に身体が冷えてしまうので、休憩時は上着をすぐ着れるようにした方がいいですね。
行動中に使うかなと思って持参したダウンジャケットやダウンパンツは行動中ではなく、小屋で使うことが多かったです。
ガイドやポーターはいる?

人によるとしか言えませんが。。。
温度に適した服装を持って行きたいと思う人は荷物が増えるため、年末年始の時期はポーターを付けた方が無難な気がします。
寒くなると寝る際の小屋はマイナス気温、登り始めの時は夏山の気温と温度差のブレは大きいので。
普段からテント泊縦走しているような健脚のかたなら問題ないですが、不安があるならポーターをお願いしたほうがいいと思います。
ガイドについても自分は去年、ネコに噛まれるトラブルとかがあったんでトラブル時は母国語での対応が安心と思い日本語できるガイドさんをお願いました。

ただし日本語対応できるガイドさんも、日本語の堪能さに当たり外れはあるみたいです。
こればかりは運としか言いようがないと思います。
私の場合は凄く堪能な方で、大ベテランのシェルパ族のガイドさんでした。
日本のツアー会社、現地で日本語ガイドのツアー会社、現地英語対応のツアー会社と色々とあります。
私は現地で日本人が運営しているツアー会社にお願いしました。
そこに決めた理由は地球の歩き方の現地取材の情報提供や編集に協力していたり、日本のテレビ局などのネパール撮影協力を行っている記載がHPにあったりしたためです。
申し込みなどや相談について、日本語でのやりとりができるのでありがたかったです。
日本のツアー会社よりもお値段は安いですし。個人的には日本からカトマンズの空港まで自力で行けるなら現地のツアー会社を使ってもいいとは思います。参考までに私が使ったツアー会社のリンクを貼っておきます。
私が利用した現地ツアー会社 Himalayan Activities
海外旅行保険 山岳とうはんの厄介さ

年末年始でネパールトレッキング準備で一番めんどくさいのは海外旅行保険だと思っています。
トレッキング中に高山病や怪我で搬送される場合は、ヘリでの搬送が基本になるので一番海外旅行保険はほぼ必須。
そこで一番ネックとなるのが、4000m以上の標高で考えられる軽アイゼンやチェーンスパイクの使用。
これが保険会社に数社連絡して確認したら、通常の海外旅行保険の対象外となる危険行為の山岳とうはんにあたるとの回答でした。
ピッケルも12本アイゼン使わないのに酷い!!
これで現在の海外旅行者の主流であるクレカの海外旅行保険が適用外なり、更に気軽にネット申し込みできる保険も調べる限り対象外に。
そして保険会社によって見積金額に差があったりしました。
自分は今回は三井住友海上火災保険の海外旅行保険で申し込みをしました。
決めた理由は見積もりが1万円くらいで金額的にも現実的だったので。
ほかの保険会社であれば10万近くの見積もりが来た会社も。
ヒマラヤの山のピークハントするのと間違えてないですかね?という感じの金額でした。
この保険探しが結構大変だったこともあり、出発の遅くとも2か月前、理想は3カ月くらい前から探した方が焦らずに済みます。
今回昨年の当初マルディヒマール行こうとしていた時の保険会社を使おうと思ったら、昨年申し込んだ商品が取り扱い中止になってたりしてかなり焦りました。
高山病にかかった印象
高山病にかかった時の私の主な症状は、気持ち悪さと軽めの頭痛でした。
この気持ち悪さが原因で食欲がわかない、なおかつ異国の味付けや油っぽい料理の味付けがのどを通らない。
登るにしろ、降りるにしろカロリーを入れないと始まらないので高山病の症状でカロリーの源を摂取出来ない。
吐き気と戦いながら、無理やり食べ物を飲み込んみました。
高山病になった時、日本の癖のない優しい味付けの料理が恋しくなりました。
個人的に思ったのが、ネパールの定番料理ダルバードにはお米があります(インディカ米ですが)。更にお湯貰って日本からお茶漬けの素を持ち込んでお茶漬けっぽいものを食べるとかだと対策になりそうかなと。
あとは白飯もらって、ふりかけをかけるとか。
結果的に3日目夜に高山病発症して、4日目の昼頃にはかなり症状は解消されていました。
一番つらかったのは4日目の朝。ABCに行くためカロリーは必須だったので、その時の食事が辛かったです。
高山病が気になる方はネパールでも薬は買えますが、日本でお医者さんから薬を処方してもらって色々と高山病対策を話をしてくれると思います。事前に診察を受けてから行くのが無難な対策だと思います。
ABCトレッキング特有の問題
ここからはABCトレッキング特有の問題を書いていきます。プーンヒル行った時の感覚と違いあれ??となったことがあったので、同じネパールトレッキングといえどルートにより勝手が違ってくるようです。
バンブーより奥は肉が食べれない

個人的に驚いたのが、ABCトレッキングのルートはバンブーより奥の区間は信仰的な理由が肉が全て禁止されていたこと。
登山はエネルギーを多量に使うし筋肉を酷使するので、タンパク質は絶対食事で補給したい。
ですが、肉からは補給できない。ダルバードもチキンダルバードは食べれなくなります(泣)
私行った6日間の行程では2日目昼から6日目朝の食事は肉はなし。
タンパク質の補給源は卵や豆、チーズやツナだけでした。
正直辛かったし、何かしら日本からプロテインとかタンパク質を持ってきた方がよかったなと感じました。
トレッキングの最中に会った日本人の方からエベレスト方面も、肉は食あたりする可能性があるから食べない方がいいって話を聞いたので、プロテインとか大きく荷物にならない範囲で持って行った方がよさそうです。
小屋に暖房がない
個人的に一番の衝撃でした。
去年いったプーンヒルや途中離脱したマルディヒマールでも夜は食堂だけは暖房がありそこで暖をとるイメージでした。
ですが、ABCトレッキングルートの小屋には食堂にすら暖房がない。
ガイドさんにきいたらこれはネパールでも珍しく、ABCトレッキング以外はストーブはおいてあるけどABCだけはないとのことでした。
年末年始の寒い時期にABCへ行く方は、行動中の防寒対策よりも小屋についてからの防寒対策をしっかりしたほうがいいです。
ダウンパンツ、ダウンジャケット必要です。
1人だと相部屋になる

ネパールのトレッキングシーズンの10月や11月であれば、1人だと絶対相部屋になることが多いそうです。
年末年始の閑散期であってもABCは他のルートと比べて小屋が少ない割に、トレッキング客が多く相部屋になりやすいとのこと。
特にABCは絶対相部屋になる、ヒマラヤホテルも可能性が高いとガイドさんから言われました。
自分は結局ABCに泊まらずにMBCに2泊したので、5泊全て相部屋にならず一人で部屋を使うことができました。
カメラ機材など高額なものを持ち運んでた身としては、ある意味MBCに二泊は正解だったのかなとは思います。
宿泊地の標高は気を遣う
ABCトレッキングルートは登り下りしながら進んでいきます。
そのため高山病回避するために、どの標高の小屋で宿泊するかが結構重要になってくるような気がします。
行きはチョムロンを過ぎると一気に下ります。下った先の標高が低い場所で泊まると、翌日の宿泊場所で一気に標高が上がり高山病のリスクが増える可能性も。
そのへんしっかりと考えて歩いたほうがよさそうです。
体力や時間に余裕があり、もう少し先までって思いたくなりますがしっかりと計画立てた方が無難です。
終わりに
2度年末年始にネパールにトレッキングに行って感じたことを書いてみました。
恐らく気候については自分の感じたこと、それを踏まえてガイドさんに聞いたことをベースに書いています。
乾季であれば午前中なら山は見えて景色はいいので、この時間帯にどの場所にいるのかが結構ネパールトレッキングを楽しむポイントだと思います。
持参した装備についてはまた改めて、実際に持って行ったもののリストを貼ってまとめますね。
では、また。

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