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-20度の厳冬期北海道車中泊をした装備やポイントを紹介します


皆さんこんにちは伊吹です。
年末年始に関東からマイカーで北海道に車中泊旅行に行ってました。
厳冬期に入りつつある真冬の北海道、そこで車中泊を前提をした撮影旅行という少し?頭のおかしい年越しをしてきました。

真冬の北海道を行う上で装備や用意したものをまとめてみました。

新規購入装備

北海道車中泊に向けて新規に用意した装備です。

限界マイナス15度の寝袋


アウトドアブランドのColemanの耐寒性がかなり高い寝袋
アマゾンで1万位で購入しました。耐寒性が高く名のあるブランドの寝袋ということで購入。(名前のしならないメーカーは信頼性が分からず怖くて買えませんでした)
ダウンでなく化繊なんでかなりかさばるのが難点ですが外気がマイナス20度、車内温度マイナス五度にまで下がりましたが問題なく快適に睡眠できました。

窓用シェード


自分の乗っているフィットに対応したシェード。
厳冬期の車中泊は窓の防寒対策を徹底する事で快適度が違うとの事なので購入。
どの程度効果はあったか不明ですが外気-15度の環境でも起床の8時間後でも車内温度は-5度だっので効果はあったと思います。

スノーブラシ


車の除雪や車のタイヤ回りに着いた雪や氷を除去するのに必要なスノーブラシ。
私は北海道上陸後にホームセンターで購入しましまた。

緊急脱出用マット


二駆の車のためこちらも北海道上陸後にホームセンターで購入。
一度スタックした際助けてもらったので買って良かった道具です。

元々持っていたもの

チェーン


お守り代わりの金属チェーン。結局使わなかったけど、これがあるのとないのとでいざって時の安心感が違います。

大容量ポータブル電源


冬の車中泊で電気毛布を使用するために元々持っていたもの。
マイナスの環境でも問題なく動いてくれました。
冬の車中泊でポータブル電源を仕様する場合は氷点下の環境でも使用できる問題ない製品ってことで自分はジャクリを使っています。
ポータブル電源が落ちるとその段階で電気毛布などが使えなくなると怖いです。

電気毛布


寝袋の下に電気毛布があると快適さが段違い。
ほんと背中がぬくぬくでかなり快適に眠る事ができます。

フロントガラスカバー


試しにつけたら薄手のものでも想像以上の断熱効果。
持っているのは防寒性は高くないですがこれをしていたからか外気で-20度なのに六時間後に起床しても車内は+2度。
フロントガラスカバーをしていたら車内のフロントガラスも曇っても凍ってもなかったので付けるの手間ですがおすすめしたいです。

スコップ


雪山登山用に買った雪かき用のスコップ。
未だに雪山デビュー前ですがスタックしたときにスコップに助けてもらいました。

雪用ワイパー


ワイパーのゴムが雪用があります。
これが夏用だと上手くワイパーとして機能しない事になるみたいです。
(私は切り替えてから寒いところにいくので体感したことはありません)

ウオッシャー液


車のウオッシャー液も大事なポイント。
関東などで普段使ってるウオッシャー液だと氷点下で凍ってしまいます。
私はマイナス30度まで凍らないウオッシャー液入れていますが、北海道のホームセンターではマイナス60度対応のウオッシャー液が売られてました。
-30度だと凍るって事ですよね。
恐ろしい。

スタッドレスタイヤ


当たり前の当たり前ですがスタッドレスタイヤは冬の北海道では必要です。
私は二年目のヨコハマのアイスガード6を使ってます。
二年目だからか問題なく使えました。

長靴


朝起きて車周りの除雪を行う時はゲイターなどを付ける手間があるので長靴が便利でした。
車に長靴は1つ積んでおくことをお勧めします。

以上が真冬の北海道で車中泊旅をするのに用意した装備です。
1から揃えると結構なお値段になりますが冬の北海道だと命に関わるのでしっかり準備する必要があります。

想像以上に効果があったもの

個人的に一番効果があったのは車の外側につけたフロントガラスカバー
窓にシェードだけの断熱よりも朝起きた時の車内の温度がかなりかなり違いました
外気は―20度まで下がりましたが、6時間程睡眠後に車内は+2度。
フロントガラスカバーをせずに寝た外気が-17度程度の時には―5度まで車内温度は下がりました。

フロントガラスカバーとシェードを両方することでフロントガラスも凍らないので非常に朝出発できました。

もう一つはジャクリのポータブル電源と電気毛布
ジャクリは寒さに強く寒さで使いもにならないなんてことはなかったですし、寒さに強い寝袋とはいえ電気毛布は背中からあっためてくれるので非常に快適に睡眠が出来ました。

厳冬期北海道車中泊のポイント

〇寝る前に天気予報はチェックする
〇一酸化炭素中毒に注意する
窓の断熱対策はしっかりと
〇荒天時や疲れたら車中泊にこだわらずホテルやネカフェを使う
起床時の車の温度が寒くて辛い

私が感じた厳冬期北海道車中泊のポイントは上記の通りです。
寝てる間の天候の急変で車が雪に埋まってしまったりする可能性、エンジンをかけていたら一酸化炭素中毒になるリスクなどは当たり前ですが冬の北海道車中泊で気を付けるところです。

全ての窓にシェードを付けるの手間ですが車の熱は窓から逃げる部分が大きいので窓の断熱は完璧に対策をして臨みましょう。

また荒天予報や疲労が中々抜けない等の状況になった場合はホテルやネカフェなどを使って体調を崩さないよう注意をしましょう。

そして厳冬期の車中泊で辛かったのは起床時に車内の温度差低くて寝袋から出れないこと。
車の周りに雪が積もっているとエンジンかけて車内を暖めることができず、先に除雪が必要なこともありました。
これが一番辛かったです。

おわりに

厳冬期の北海道で本州から自家用車を持って行って行ったことについて書いてきました。
自家用車で行けるのは荷物をかなり持って行くことができるので非常によかったです。
スノーシュー、登山装備、スキー装備、防寒着、カメラ機材など飛行機で行くには持っていける荷物量ではない量を持って行くことができるのが自家用車で北海道にいく魅力です。

年末年始の北海道は本州よりもはるかに人も少なく落ち着いた年越しができた点も非常によかったので来年以降もタイミングあったら行こうかなと思っています。
では、また。

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