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野付半島 最果ての地を感じさせる日本最大の砂嘴の広大な景色と野生動物達 (北海道観光・道東)

皆さんこんにちは、伊吹です。
野付半島と聞いて大半の人はどこ?って感じだと思います。知床半島と根室の位にある日本で最大の砂嘴です。北方領土の国後島の南西方向にあります。

ただでさえ自然の豊かな北海道の道東、知床や釧路湿原に行っても野付までに足を延ばす人は少ないと思いますが、凄くおススメしたい場所です。

まあアクセスは道東に住んでない人からしたらかなり行きにくい場所にありますが。
女満別空港から車で2時間以上、釧路空港からも2時間以上、比較的近くにある中標津空港の羽田便は1日1往復という秘境です。

それでも何故野付半島を勧めるのかは野付半島が自分的な印象は人類が衰退した後の世界観なんです。ゲームでいう「過去に文明のあって滅びた世界観」がぴったりな印象です。

野付半島

α7RⅡ + FE 24-105mm F4 G

これ見ると人類の衰退した世界って少しは分かってもらえるかと。綺麗過ぎる青空がまた朽ちている船とトラックの荷台を引き立ててくれています。

野付半島の見どころは個人的に2つあると思っています。一つはネイチャーセンターからトドワラに向かう散策路を歩いて向かうところ。

野付半島のトドワラ

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

こちらが朽ちているトドワラ。荒涼とした広大な風景こそが野付の魅力です。

野付半島の海辺

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

砂浜と海の境界が綺麗にアーチを描いていました。砂、海、海藻の綺麗なグラデーションです。

野付半島と海藻

α7RⅡ + FE 24-105mm F4 G

PLフィルターを持ってきたのでせっかくなので海藻と広角で撮ってみました。

ネイチャーセンター近くのトドワラ周辺はこんな感じです。

野付半島の魅力はまだまだあります。野付半島の先端は許可車両しか入れないので車で行ける範囲まで車で行って後は歩きになります。

野付半島

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

車の立ち入り禁止から先はこんな感じの景色が淡々と続いています。

野付半島

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

1本だけある木が凄く絵になります。砂嘴なので起伏はなく広大な景色がただあるだけです。

野付半島の灯台

α7RⅡ + FE 24-105mm F4 G

野付半島の灯台。バス停と新緑の草原に青空に灯台。物語に出てくる魔法使いが住んでそうな場所です。

先端目指して歩いていますが、旅行最終日に行ったことで帰りの飛行機の制約があったため時間があまり無い上飲み物を持ってくるのを忘れたことに気づいて泣く泣く帰りました。

先端まで行きたかったです(泣)

また、野付半島は道東の大自然の中にあるので動物にも出会えました。

野付半島のエゾシカ

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM + 1.4X テレコンバーター

草を食べているエゾシカ。餌食べ続けているので中々こっちを向いてくれずに10分くらい粘りました。

野付半島のエゾシカ

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM + 1.4X テレコンバーター

湿地を家族?で歩いているエゾシカ。エゾシカにかなり遭遇することから野付半島にかなり生息していそうです。

野付半島のキタキツネ

α7RⅢ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM + 1.4X テレコンバーター

こちらは道路から飛び出してきたキタキツネ。もう少し自然の中でのキタキツネの写真を撮りたかったですが、鼻がシュッとした綺麗なキタキツネさんでした。

まだまだ野付の魅力を語りたいのですが、最果て・人類が衰退した世界観が好きな人には最高の場所です。秘境と言われる場所はそこそこ行っていますがここ程「最果て」を感じた場所はないです。

また野付半島で風景写真を撮る人は望遠~超望遠レンズを持って行ってください。風景が広大過ぎて起伏はなく平坦なので広角~標準レンズで写真を撮ると唯々広いだけの写真になってしまします。
感覚的には通常の標準レンズが広角レンズ、望遠レンズが標準レンズと思ったほうがいいです。

では、また。

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