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冬の蔵王 熊野岳登山 快晴の日本三大樹氷をコンプリート


皆さんこんにちは、伊吹です。
前回、前々回と森吉山、八甲田と日本三大樹氷について書いてきましたが、今回は日本三大樹氷で最もメジャーな蔵王について書かせてもらいます。


2月の3連休、初日に秋田・森吉山、二日目に青森・八甲田山と両日とも晴天の条件を引けたので、ここまで来たら3日目の天気予報も蔵王が昼前まではよさそう。
これは日本三大樹氷を3日連続で晴天で見るしかない!!と思い突撃を敢行しました。

アクセス&料金

アクセス

蔵王の樹氷の玄関口は蔵王温泉にある蔵王ロープウェイです。
高速の山形上山ICから20分程度山形蔵王ICから40分程度です。
公共交通機関でのアクセスも良く山形駅からバスも出ています。
また日によっては関東からでもスキーのツアーバスも出ています。森吉山、八甲田山と比べると格段に行きやすいのが蔵王です。

料金

登山や樹氷見学で蔵王の樹氷を見る場合は大人3,000円、小学生1,500円
スキー・スノボなどで1日券を購入の場合は大人5,500円、高校生・シニア:4,800円、小学生以下:2,800円
駐車料金は1日1,000円でした。
森吉山、八甲田山の2つと比べるとアクセスがいいためか割高な金額設定になっています(泣)

蔵王の注意点

蔵王ロープウェイの一番近い駐車場については天気のいい日は早めに満車となるので、駐車場が開く7時過ぎには万全を期すなら到着しておいた方がよさそうです。
また、チケット売り場もロープウェイの建物内外の小さな小屋の売り場の二つあります。
外の小屋は現金だけの取り扱いで、クレジットカードなどを使う場合は建物内の列に並ぶ必要があります。現金で支払う場合は外の小屋の列の方が空いている場合はそちらで買ったほうが早めに購入できます。

1日券を購入の場合はWEBで購入が出来るみたいなので並ばずにそちらで購入したほうがいいと思われます。

蔵王の樹氷を楽しむポイント

スキー・スノーボードといったウインタースポーツをメインで楽しむのが向いている場所です。
蔵王の樹氷はロープウェイの樹氷高原駅から地蔵山頂駅の間にたくさんあり、八甲田山と違い樹氷のあるエリアに難易度の低いコースも多数あるのでウインタースポーツで楽しむのが吉だと思います。
熊野岳まで登山しましたが、登山ルートのほとんどは森林限界を超えているためかスノーモンスターはなく樹氷を楽しむといった意味ではあまり向いてなかったです。

地蔵山頂駅付近の樹氷

蔵王 スノーモンスター

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

蔵王 地蔵山頂駅

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

山形冬 蔵王 樹氷

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

蔵王 地蔵山頂駅 スノーモンスター

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

地蔵山頂駅周辺の樹氷様子です。地蔵山の山頂付近までは木が生えているので樹氷が出来てました。
本来はロープウェイに乗ってるときの写真も撮りたかったんですが、座る位置が悪く撮影が出来ませんでした(泣)

地蔵山~熊野岳登山

蔵王 冬 地蔵残山頂

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

このエビみたいな棒が地蔵山山頂の標識です(笑)地蔵山の山頂からいよいよ熊野岳への登山開始。かなりなだらかで累積標高も400mもないので計画的にはゆるふわ登山なハズです。

蔵王 熊野岳

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

なだらかな丘が熊野岳の頂上がある場所。そこまで急な傾斜も無い上に、前日にたくさん人が歩いたおかげかワカンもいらないレベルでサクサク歩けます。

蔵王 熊野岳登山道 冬

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

蔵王 地蔵山から熊野岳 冬

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

山頂への道中は左右に樹氷がみえます。
登山道の近くにはスノーモンスターはいませんが多量のスノーモンスターのある風景を観ることが出来ます。

蔵王熊野岳 登山道冬

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

登山道の道中には目印のポールにエビが思いっきり育っています。ホワイトアウトした場合はこれを頼りに進むしかないって事なんでしょうね。

熊野岳山頂 蔵王

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

サクッと熊野岳山頂に到着。少し雲が出てきて、山頂は晴れていますが少し嫌な予感が。。。

刈田岳 冬蔵王

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

蔵王で有名なお釜がある刈田岳方面の様子。もう少し時間と体力に余裕があれば行きたいと思ってましたが、ガスが出て来つつあったんで諦めて下山開始しました。
雪山初心者でソロで登ってる身としては、安全第一です。

そこそこ急いで下山していると。。。

蔵王 登山道ホワイトアウト

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

ガスがキター(泣)

ある程度降りてきていましたが、雪山でガス出てなだらかな開けた場所だと本当に目印ないと迷うなーと痛感。
ガスだけなんでいいですが、これが風も吹いて雪も降ってたらと思うと怖くなります。

雪山の軽めの洗礼を受けましたがそこまでガスも濃くならずに無事ロープウェイの山頂駅まで戻れました。

樹氷高原駅付近の樹氷

ロープウェイの山頂駅付近で下山後写真でもと思ってましたが、ガスが出てて天気も微妙だったんでそそくさと樹氷高原駅まで降りてきましたが、下の方は天気が良かったんで少しだけ撮影。

蔵王温泉 ロープウェイ

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

蔵王温泉スキー場 樹上

α7RⅢ + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

この時改めて、蔵王の樹氷ってスキー場のコースにかなりあるので、樹氷を楽しむなら多分登山とかスノーハイクよりもスキーやスノーボードをした方がいいんだろうなー気づきました。(遅い)

終わりに

今回は蔵王の樹氷と冬の熊野岳登山について書いてきましたが、蔵王に行く場合は樹氷がメインなのか、登山がメインなのかがはっきりした上で行ったほうがいいとつくづく感じました。

ロープウェイの料金も山頂駅までいくとそこそこの負担になるので自分的にはスキー1日券を買って山頂駅で軽く樹氷をみて、樹氷のある場所でスキーを楽しめばよかったなと感じました。
並ぶロープウェイを使わないでもスキー場のリフト配置を見ると、山頂付近まではリフトがあるのでスキー・スノボが出来る人は山は登らずというのも一つの選択肢な気がします。

森吉山、八甲田山と比べると関東からは非常に行きやすい蔵王。
スキー場の規模もかなり大きく、温泉もあり、山形市街地からも離れていないのでウインタースポーツと絡めて樹氷を楽しむのがベターですね。
色々と楽しめるものも多いのがこの蔵王温泉の魅力です。

では、また。

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