皆さんこんにちは、伊吹です。
先日α7VがSONYから発表され、カメラ界隈で色々と話題になっていますね。
フルサイズベーシックモデルの5代目となるこのカメラ。
凄く好意的な意見が多くて、少し個人的に戸惑ってます。
まあちょっと待ってと言いたいのです。
冷静に立ち止まって考えてから、
買うべきだと!
なので、発表をみて気になったところを書いていきます。
30コマ連写本当にいる?
自分が感じる部分のところ。
私はα1Ⅱを使っていますから30コマ&プリ連写を使ってる身です。
この機能確かに、鳥の飛び立ちの瞬間とかの撮れ高は大きく上がります。
アッ!と思ってシャッターを切っても間に合うケースは多いです。


α1Ⅱでの撮影ですが小動物や鳥の飛び立ちにプリ連写はとても強いです。
これは本当に最高の機能と感じています。
ですが、この機能一回のシャッターで一気に最低30枚の写真が撮られます。
何度もすれば家に帰ってきて選別する際に、1万枚を超えることもよくあります。
記録媒体の容量も一瞬で埋まります。
なのでプリ連写&30コマ連写を使う可能性がある人はCFexpressType A 最低500GB、できれば1TBクラスを購入すべきです。
部分積層センサー
もう一つ気になるのが、このカメラに搭載された部分積層センサー。
従来のセンサーよりも読み込み速度向上が謳われています。
ですが、SONYのホームページには読み込み速度の向上はあっても歪みの少ない等の記載ないんです。
積層センサーのα1Ⅱはちゃんと記載あるんですが。
ローリングシャッターの歪みが問題ないレベルでない限り、秒間30コマもプリ連写もブラックアウトフリーも全て運用出来ない意味のない機能に成り下がる可能性がある。
こればっかりは発売されて実機使った感想を聞かなきゃ判断出来ないと思ってます。
高性能AF
新たなアルゴリズムなど色々と追加されましたが。。。
果たしてどれほどの人がAFの進化を必要と感じていたのか。
野鳥やスポーツなど不規則な激しい動きものを撮影するのにはAFは有効です。
でも今現状、そこまでのAFが必要な人ってどれくらいいるんでしょうね。



最早このレベルのAFが必要な人ってネイチャーが対象なら小さな挙動の激しい小動物、カワセミなどの小さく素早い野鳥。
これぐらいしか思いつかないんですよね。
前世代のAI補助なしの瞳AFで大体精度は問題なかったイメージです。
メーカーとしても、他社との競争があるので更新は必要とは思いますが果たしてベーシックを求める層でどこまでの人が必要なんだろう?とは思ってしまいます。
動画だと変わってくるですかね?
いいと思った点
・演算回数秒60回
・ホワイトバランスの改良
・チルト&バリアン液晶
・省エネ化
・マグネシウム合金の割合増加
・手振れ補正7.5段
この当たりが個人的な今回の目玉かなと。
なにより演算回数が60回は積層センサーの初代α9と同レベル。
アルゴリズムは大幅進化しているから間違いなく電子シャッター使用時はAF性能はα9よりは上。
恐らくこれは前モデルと比べるとありえんほど進化してる点。
個人的にはAF性能はアルゴリズムの優秀さと演算回数と思ってるので、演算回数が倍増したのは凄い。
あと演算回数が同程度ってことはもしかしたら読み込み速度もα9と同程度な気もしなくもないから、そしたらローリングシャッターの影響は少ないかもしれない。
あとホワイトバランス。
α1Ⅱはα7RVに比べてもオートホワイトバランスは優秀な印象だから、同じようになるのであれば、オートの色味はより自然になってくれると思う。
α1Ⅱやα7RVといった上位モデルのいい部分が入ってるので、かなり本気度の高いベーシックモデルな予感です。
おわりに
α7Vについて発表をみて感じた事を書いてみました。
凄くいいカメラであることは疑わないですが、果たしてベーシックと言うほど全ての写真ユーザー向けかと言われると疑問符が着いたのでこんな書き方となってしまいました。
自分はα1Ⅱ、α7RV持ってて、予備機としてα9もあるんで買うことはないと思います。
個人的にやっぱり高画素機のトリミング耐性はほかには代えがたいので。
夜間とかの暗い時のサブ機としての導入にはお値段が高すぎますしね。
あとおそらく人気機種になるので絶対品薄間違いなしだと思うので、買うなら早めに予約しないと何カ月待ちとかになりそうです。
この記事見て冷静になっても買いたい方はお早めに。
SONYのカメラを安く買う方法も書いて居てますがご興味あれば見てみてね!

では、また。

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