皆さんこんにちは、伊吹です。
今回は前回から引き続きネパールABCトレッキングについて書いていきます。
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前回までのあらすじ

年末年始の限られた休みの弾丸行程、アンナプルナベースキャンプを目指す本ブログ筆者の伊吹。
ABCトレッキングの核心部の入り口であるMBCに到着し、アンナプルナサウスとマチャプチャレの圧倒的な被写体力の洗礼を受けた。
いよいよ明日、目的の地アンナプルナベースキャンプへとなったトレッキング3日目の夜。
高山病の症状がでてしまう。。。
果たして、目的地へは行けるのか。
ネパールトレッキング遠征は2年続けて目的地に行けずに断念か!?
トレッキング4日目
高山病の症状が出た翌朝。
体調は改善せずによろしくない状況。高山病のお薬ダイアモックスも飲みましたが、気持ち悪さは変わらずでした。
ガイドさんと相談し、体調を見ながらABCまでは行くが宿泊はせずMBCまで戻ってくることに。
日帰り登山レベルの荷物すらポーターに預けて、自分はカメラだけの身軽仕様。
悔しくはありますが、去年と違って目的地までは到達できるので、ヨシとしていざアンナプルナベースキャンプへ!



ABCに向け動き出したら、少し体調は改善傾向。アドレナリンのおかげな気もしますが、見える全ての景色が絶景!!
凄いの一言しか言えない景色が広がります。
標高4000mくらいにいるのに、それよりも3000mも高い山しかない空間。

緯度が低いネパールといえど、さすがに年末年始で標高4000mになると川の水の大部分は凍っています。

だんだんと目的地であるABCが見えてきます。小さい小屋がABC。


頑張って歩いていると、ABCへ向かうヘリが。それも何度も。
レスキューヘリか、観光ヘリか。物資輸送ヘリか。
ガイドさん曰く、2000ドルくらい払えばポカラまで帰れるみたいです。
行きは歩いて、帰りはヘリって人もいたとのこと。30分もかからずポカラに戻れるらしいです。お金持ち凄い(泣)
ABCにつく直前でヘリ見てたりしたんで、遅れましたが。。。
ついにABCに到着!!


小屋の前にあるのがアンナプルナサウス、右側にあるガスがかかりつつあるのが標高8091mのアンナプルナⅠ。
標高4130m、富士山より400mくらい高い場所。
この時にはなぜか体調はかなり良くなってました。これ泊まれたんでない?ってくらい。
解せぬ(泣)
とりあえず、自棄になって写真をたくさん撮りまくました。
だって、360度全てヒマラヤの山々に囲まれた空間ですから!!撮るしかないですよね。









残念ながら、8000m峰のアンナプルナⅠは一番いい場所についたときにはガスってました(泣)
お昼を食べながら、晴れ待ちをしましたが。。。
雲で隠れたら多分翌朝まで出ないことが普通なので、断念しMBCへ戻ることに。。。
4日目 MBC(3700m)→ABC(4130m)→MBC 距離6.9km のぼり/くだり496m/496m 約2時間半
トレッキング5日目
昨日夜、体調が回復した自分をみてガイドさんから「早朝片道1時間くらい歩いて、アンナプルナⅠ見えるポイントまで朝焼け見に行く?」って提案がありました。
そこで、自分は即答で行きます!ということで、5日目は日の出前のナイトハイクからスタート。
ガイドさんが勢いよくABC方面に進んでいき、案内されるままについていきます。
というか、MBCよりABCの方が近いのでは?という場所まできたら、アンナプルナⅠが見えるビューポイントまで一気に標高をあげました。


1時間かけてビューポイントに登ってきた景色。早朝の太陽の光に照らされるヒマラヤの山々。
とても感動的な光景なのですが、なんか自分のいる位置よりなんかABCの小屋の方が低く見えるのは気のせい?と疑問をが浮かんできます。
もしかして、今が今回の旅で一番高い場所にいるのでは??、と。
疑問は浮かびつつも、自分とガイドさんたち以外誰もいない独り占めの景色。
ある意味ABCで見るよりも贅沢な景色だったかもしれません。






さっき同じ写真撮ったよな?思いながら、時間の流れと共に少しずつ変わるアンナプルナとマチャプチャレを撮影します。
撮影場所の足場が不安定で、すぐ先も崖だったので撮影ポイントを移動しての撮影ができなかったことが悔やまれますが。。。
動くことはできなくはなかったんですが、正直足元斜めだし崖の近くは地盤脆そうで怖かったんです(泣)
早朝の撮影を終え8時前にはMBCの小屋に戻りました。
さて、朝食を食べと荷物のパッキングをしてあとはひたすら下るだけのトレッキング。
とはいえ、5日目は今回の行程で一番下る行程。サポートタイツに膝サポーターを装備し下り対策を万全に行い、下っていきます。

だんだんと遠くなるマチャプチャレに、後ろ髪をひかれる帰り道。
もっと写真を撮りたいと思いつつ、虚無になりながら下ります。

ABCのトレッキングルートは谷沿い&往復のコースなので景色の変化が乏しいのが帰り道の難点。
ひたすら頑張ってく下り、5日目宿泊地バンブーに到着。


このロバに乗って(有料)トレッキングルートをある程度の場所まで行けるとのこと。
お値段覚えてないですが、ヘリほどではないですがそこそこするな―って印象を受けました。
5日目 MBC(3700m)→バンブー(2300m) 距離10.6km のぼり/くだり168m/1519m 約6時間
※この距離、標高差には早朝のビューポイントまでは含まれないです。ログ取り漏れてました。多分プラス距離4km、標高差300mくらいな気がしてます。
トレッキング6日目
トレッキング最終日。14時過ぎまでにジヌーに到着、そこから車でポカラ、そして国内線でカトマンズへ。
飛行機に間に合わなかった場合は行程が詰むので内心大丈夫かなと、不安になりながらトレッキング最終日スタートしました。


だんだんと小さくなっていくマチャプチャレ。ずっとトレッキングの中見守ってくれる山。
ある意味ABCの心の拠り所の山ですが、もうポカラで見た山の形と同じに。
その変化がトレッキングの終わりを告げるようで、切なく感じます。

道中トレッキングルートは整備されてて本当にありがたかったです。宿泊施設があり、暖かいものが常に食べれる。日本の北アルプス以上に整備されています。


10時半くらいに初日の宿泊地、チョムロンの手前に。往路は心が重くなった下りを、帰りは必死に登りました。このチョムロンまでの登りで実質トレッキングルートでの登りは終了。
5日間のダメージを受けていた身体に鞭を入れ、最後の登りを気力で登っていきます。
そして、チョムロンを超え最後の下りへ。

地味に標高が下がりかつ、太陽が昇って日が当たってすごく暑い。
くだりと思って上着を着てましたが、最終的には半袖、アームガード、タイツ、半ズボンという夏山スタイルで下っていました。

最後のトレッキングの街、ジヌーを過ぎます。
ここには徒歩20分くらいの場所に温泉があるらしくて、時間に余裕がある人は入るみたいです。私はもちろん、時間などなくは入れませんでしたが。

最後にこの長い吊り橋を渡り、ABCトレッキングは終了です。
色々とあり長かったようであっという間に終わった6日間のトレッキング。
正直、足は結構ギリギリで限界ラインスレスレでした。翌日、翌々日は筋肉痛がヤバかったです(笑)
6日目 バンブー(2300m)→ジヌー(1700m) 距離10.6km のぼり/くだり652m/1300m 約6時間
おわりに
前編、後編の長編を読んでいただきありがとうございます。
昨年の子ネコに噛まれて目的地へ行けなくなったリベンジを兼ねて臨んだABCトレッキング。
高山病のトラブルがありABCでの宿泊はできなかったですが、行きたかったABCまでいけ8000m峰の夜明けの景色も見ることができました。
それ以外にもトレッキング終了しポカラに戻った時、予定より2時間早くついて飛行機も二時間早めたんですが朝の霧による遅延があり、結局2時間遅延して到着時間は予定と変わらずだったり。
日本では日帰り登山はしても、テント泊はおろか小屋泊すら1度しかしたことのない身でABCを完走できました。
難所はなく初心者でも行けると言われていたABC。確かに初心者でも高度順応と歩き切る心肺能力と足腰の筋力があれば行けるルートです。
年末年始のネパールトレッキングの装備とか、注意点とかは一度別の記事でまとめたいと思います。
ABC特有の暖房の問題、肉が食べれないエリア、年末年始の特有の気温差とか一記事で収まらないレベルの情報になりそうなので。
今回のトレッキングのヤマップのリンクを張っておきます。一部休憩解除の漏れなどありますが、参考にする方は良かったら。

では、また。

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