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PaaGo Works フォーカスL(2021年モデル)の使用感と注意点(欠点と改善点)

フォーカスL 2021モデル皆さんこんにちは、伊吹です。
登山用やカメラ2台持ちの際に使っているパーゴワークスのフォーカスでしたが、2021年春にデザインが一新された新型が出ました。


※Lが売り切れだとM表記にリンクが飛ぶようになっているみたいですのでご注意下さい。
サイズもLとMの2つでき、今までのフォーカスと同じサイズだと『Lが旧モデルと似たサイズ』となるみたいです。(MはAPS-C機向けのみたいです)
元々持っているフォーカスが少しヘタってきてることもあり新モデルはどうなっているか楽しみ半分、まだだれも買ってない不安半分でしたがPaaGo Works製品のこれまでの出来を信じて購入してみました。

外観のポイント

正面

PaaGo Works フォーカスL(2021)
デザインも大きく変わって旧モデルと比べて街中でも使いやすいデザインになってきています。前面のポケットもレンズペンや予備バッテリーやPLフィルターを入れても余裕があります。
前面ファスナー部の小物収納スペースが増えていてこれはかなり便利になった印象です。

サイド

PaaGo Works フォーカスL サイド
サイドの大きな変更点は左右に小さなものを入れるポケットができました。マンフロットなどのミニ三脚などはここに入れることが出来るので色々と活用出来るのでここも改善点と感じています。

背面

PaaGo Works フォーカスL 背面
背面にも小さなファスナー付きポケットができました。薄いの物しか入らないですが、クリーニングペーパーなどを入れるスペースもに出来そうです。

斜め

PaaGo Works フォーカスL 斜め

収納力

新型に変わってカメラとレンズの収納力はどの程度変わったかというのが、この手のカメラバックで気になる部分です。

PaaGo Works フォーカスL 収納量
メインの収納スペースに私持っているカメラ・レンズを入れてみました。公式HPに記載の通りフルサイズミラーレスのα7RⅡに標準ズームの24-105F4.0を装着したものと小型単焦点であるノクトン40㎜F1.2のレンズが交換レンズとして入りました。

収納スペース

PaaGo Works フォーカスL 内側
仕切りを入れた状態でこの形です。ノクトン40㎜F1.2をバックの中に参考で入れています。

機材を入れた外観

PaaGo Works フォーカスL
α7RⅡをバックに入れてファスナーを閉める前の様子です。アイカップで少し出ていますがこの状態で問題なくスムーズにファスナーは閉まりました

ただし、私が山で使ってきた旧モデルのフォーカスの際は速射性からカメラバックに収納する際はレンズフードを付けたまま使用していました。
ということでレンズフードを付けた場合は。。。

PaaGo Works フォーカスL
結構カメラが出てしまいました。この時買うの失敗したかなと思いましたがファスナーは閉まりました。(カメラの配置次第でスムーズに閉まらない時もあったので少し置く場所を調整しました)

α7シリーズだとL字プレートを装着しても問題なくカメラは入ります。(旧型はL字プレートあると厳しかった)

また交換レンズですが小型レンズしか収納するのは厳しく広角ズームなどは入りませんでしたので、交換レンズを持って行けるという期待感は抱かいない方がいいです。

機材を入れた外観 その2

PaaGo Works フォーカスLとNikonZ7と24-200
上の写真はNikonのZ724-200のレンズを付けた状態でレンズフードを装着して収納した状態です。
見てもらうと分かりますが、フードを付けたまま入れるとかなりはみ出してしまいます。ファスナーは何とか閉まりましが無理やり閉じたという状態なため運用は出来なそうです
24-200のレンズを収納する場合はレンズフードは毎回外す必要がありそうです。

ちなみに先代のフォーカスはでっぱりはあったものの蓋はしっかりと閉まりフード付きで運用できます。(こちらは縦と横がギリギリの幅ですが)

使用感

使ってみて以前と大きく違う部分は、カメラ収納部へのアクセスがファスナータイプになったいう事。ファスナーの取っ手も大きくスムーズなため取り出し速度についてはそこまで大きくは違いませんでした。
逆にファスナーでしっかり閉まるので埃や雨などに強くなった印象を受けます

前面ポケットも収納力が上がりレンズペン、バッテリー、PLフィルター(77m)と入るようになったり、サイドのポケットの追加などでかなりの改良がされている印象です。

追記 前モデルからの大きな改善点

実際に半年ほど使用して、夏山では感じなかった冬山のシーズンになって感じた大きな改善点がありましたので追記します。

◎2021年モデルは前モデルよりも低温時も外側の生地が柔らかくなっておりカメラの出し入れがしやすい。

前モデルは寒さでカメラバック自体が固くなっていましたが、2021年モデルは固くなってはいたものの前モデルよりは柔らかくそのあたりはかなり改善されている印象でした。
レンズフード装着時のダメな部分はありましたが、実際に使ってみた使用感の中で一番の改善点な気がします。

大きな注意点

カメラとメインレンズ1本と小型の単焦点がバックには入りますが、レンズを交換してカメラにノクトン40㎜F1.2を付けて、24-105F4.0をレンズだけの状態でバックにしまおうとしましたが、

収納できませんでした!!

小さなレンズがカメラについているとカメラバックのスペースを上手く活用できず、大きなズームレンズが入らなくなってしまっています。交換レンズを1本持っていけると記載がありますが小型のレンズに付け替えた場合は毎回バックにしまうたびにレンズ交換をする必要が出て来ます

小型の単焦点と交換して使用しようと思っている人は、実物で機材を入れてみて問題ないか確認下さい。

登山の最中にレンズ交換を頻繫に行うことはかなりの負担になると思います。
私個人は登山時はカメラを2台持ってく為、レンズ交換しないのでそのスペースにブロアーを入れて持ち歩くため影響はないですが。

まとめ

ずっと使用していたPaaGo Worksのフォーカスの新モデルは私個人としては買って満足な製品でした
デザインも街中で使いやすくなり、正面やサイドの収納スペース増えたことは非常に使い勝手が向上している印象です。

ただ最後に上げたレンズ交換した際にバックに入らなくなったいうのは公式HPには『フルサイズのミラーレスカメラと標準ズームレンズやコンパクトな単焦点レンズの収納が可能」と記載があるので結構致命的な欠点な気がします。収納可能なのは間違いないですが、現地でレンズ交換してのしっかりした運用は厳しいという感じです。

でもその点さえ問題なければいいバックだと思うので、早くこの新しいバックで登山に行きたいです。

では、また。

※Lが売り切れだとM表記にリンクが飛ぶようになっているみたいですのでご注意下さい。

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