写真初心者向け 動物 撮影方法・現像方法

野鳥撮影のススメ 野鳥撮影初心者におススメ 白鳥撮影


皆さんこんにちは、伊吹です。
冬は魅力的な被写体がたくさんありますが、そのなかでも野鳥撮影も冬が一つのメインシーズンです。
越冬のために日本に来る渡り鳥がいることと、広葉樹の葉っぱがなくなり鳥がいるのが見やすくなるため野鳥を見るのに適していると言われています。

そんな中写真映えもして、比較的野鳥の中では撮りやすいと思われる白鳥撮影について書いてみました。

なぜ初心者におすすめなのか

出会いやすい鳥


白鳥飛来地は比較的関東以北に多いのですが、調べてみると琵琶湖や山陰の中海も越冬地となっているようで比較的全国的でみることが出来ます
猛禽類の渡り鳥などは一部の地域しか来なかったりしますが、白鳥は餌場などにいることが多く出会える確率が非常に高い鳥でもあるので撮影に行って空振りの可能性が少ないです。
越冬地に行けば見ることが出来るのでその点は野鳥撮影のなかでも難易度は低めな上、越冬地はネットで調べれば出てくるので生息地を探す難易度も低いです。
(結構越冬地となっている自治体のHPに現在の状況の記載があったりします)

被写体としての魅力が高い


上で出会いやすい鳥と言いましたが、公園などにいるカモやカラス、スズメといった鳥よりも一般的な人への写真受けがいいと個人的には感じています。
(カモやカラス、スズメなどの身近な鳥も可愛くては魅力的ではありますが)
被写体としては誰もが一目で白鳥と分かる被写体であり、出会いやすい鳥という事と考えればかなり気軽に出会える被写体力の高い鳥と思います。

野鳥だけど撮りやすい


野鳥撮影で辛いのは小さな被写体が高速で不規則に動くため、かなりの望遠が必要な上、高速で動くのでカメラのAF性能が、シャッター速度を稼ぐための高感度耐性が必要になってくるケースが多いです。
その点白鳥は鳥の中ではかなり大きな鳥な上、動きも鳥の中ではゆっくりなためフラッグシップのカメラでないと撮れない被写体でないのでカメラやレンズの性能が正義な野鳥撮影の中では野鳥撮影初心者には非常にありがたい存在です。

白鳥の撮影方法

【無難に撮れる設定】
〇基本は連写
〇飛翔時の撮影は35㎜換算で焦点距離200㎜以上は必要
〇撮影モード:マニュアル OR シャッター速度優先
〇AF:AF-C OR リアルタイムトラッキング(追従AF)
〇AFエリア:ゾーン
〇シャッター速度:1/1000秒~1/1600秒(飛んでるとき)
〇ISO感度:オート設定で各カメラの各自で許容できる最大のISO
〇F値:開放~1段絞り

※モード名などはSONYの表記となっています

上に書いたのが私が白鳥を撮るなら行うベース設定です。
飛んでいるとき撮影したら拡大して羽根などがしっかり止まっているかを確認してシャッター速度を詰めていくと撮れ高は上がってきます。
大事なのは流し撮りなどを行わない場合は被写体をしっかり止める必要があるのでシャッター速度はしっかりと詰めて、撮れない場合はISO感度を上げていくのが無難な方法です。

また今書いた設定についてISOとか撮影モードが分からない場合は以前の下の記事で解説しているのでよかったら読んで見て下さい。


撮影した白鳥の写真

風景の一部として


白鳥のいいところは白鳥単体でなく風景の一部として白鳥をおいてもいいアクセントになってくれること。
シルエットや小さくても白鳥と一目で分かり、写真のメイン、サブ両方してくれるありがたい存在です。

白鳥単体でも


白鳥をメインにしてもやっぱり絵になってくれます。色々なシーンで撮れる白鳥ですが雪が降っている状況で撮っても非常に魅力ある写真に。

飛んでいる白鳥


もちろん飛んでいる白鳥もいいですよね。
飛んでいる白鳥を撮る場合は朝、夕の時間帯で餌場に向かったり戻ってくるタイミング、逆に餌場にくるタイミングか帰るタイミングで行けば何度も飛んでいる白鳥を見ることが出来るのでお勧めです。

終わりに

白鳥の撮り方と魅力について書いてきました。
動物や野鳥を撮ってみたい、風景写真の感覚で撮りたいという人は白鳥はおススメな被写体です。

野鳥撮影でカワセミなどを撮影しようと思うと、フラッグシップと望遠単焦点とか恐ろしい組合せに行きついてしまうのですが白鳥は比較的機材条件は野鳥撮影の中では緩いので気軽に撮ることが出来ます。
何といってもあの独特なシルエットが魅力的でただ池にいるだけで様になるのは流石と思えてしまします。
望遠レンズがあれば一度チャレンジしてみると野鳥撮影は楽しいですよ。

また野鳥撮影は双眼鏡があると野鳥の可愛い様子をしっかり見ることが出来るので持ってるなら持って行ったほうがより幸せになれます。


では、また。

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