動物 撮影記 旅行 観光情報

落石ネイチャークルーズ 野生のラッコや貴重な海鳥と会える感動クルーズ(北海道・根室観光)

落石ネイチャークルーズ ラッコ、ケイマフリ、ウミガラス、チシマウガラス
皆さんこんにちは、伊吹です。
根室にある落石ネイチャークルーズに7月の3連休に乗船してきました。
落石ネイチャークルーズに乗った目的はTwitterの友人からエトピリカが見れると聞き、その人たちと一緒にエトピリカを見るためにクルーズに乗船しました。
荒天もあり想定よりも船に乗る回数が少なくなったこともあり、エトピリカは見られませんでしたが色々な海鳥を見ることが出来非常に楽しいクルーズでした。

アクセス&料金

アクセス
根室駅から車で30分程度
釧路空港から車で2時間から2時間半
料金
1回 1名8,000円(カード不可・現金のみ)

クルーズは午前10時、午後1時1日2便あります。
ただ、5名以上予約がないと欠航になるのでせっかく予定していても欠航になる可能性もあります。

また午後便に朝釧路空港に到着して乗ろうと思うと飛行機が遅れたり、レンタカー借りるのに時間がかかったり、道中渋滞や遅い車が走っていたりすると間に合わない可能性があるのでご注意下さい。

落石ネイチャークルーズHPにコースや時間など詳細は記載があります。HPには午前便しかありませんが13時からの午後便の設定も私が行ったときはありました。

注意点

●船はそこまで大きくないので酔いやすい人は注意が必要
●夏でも海上は寒いので防寒対策はしっかりと
●荒天時は欠航になる

上記がクルーズに乗って感じた点です。
海がうねりがある状態でのクルーズだと三半規管が弱い人はかなり辛い事になるかもしれないです。酔いやすい人は出航前に船長さんやガイドさんに今日の海況状況を聞いて、厳しそうなら酔い止めを服用するなどの検討した方がいいかもです。

また、7月の中旬でも曇りで肌寒いと海上は陸上より寒い傾向があるので防寒着は持って行って下さい。
私が乗ったときは港の気温が16度程度で曇り。その際の装備は半袖シャツ薄手の長袖、その上に薄手のフリース、さらに上下レインウェアを着てちょうど良かったです。

クルーズで観察できた動物達

ラッコ
落石ネイチャークルーズ・野生のラッコ 根室落石ネイチャークルーズ・野生の親子ラッコ 根室落石ネイチャークルーズ・野生のラッコ 根室落石ネイチャークルーズ・食事中の野生のラッコ 根室
最近水族館でも中々見る事の出来ないラッコ。北海道に数か所野生のラッコを見れるポイントがありますが、恐らく落石ネイチャークルーズが一番近くで合法的にラッコを見れる場所と思います。
状況によってはかなり近くでラッコを見ることが出来るので野生のラッコを見たい人にはお勧めしたいです。ラッコはクルーズでの目撃率は高いので見るハードルは低いです。
ケイマフリ
落石ネイチャークルーズ・ケイマフリ 根室落石ネイチャークルーズ・ケイマフリ 根室落石ネイチャークルーズ・ケイマフリ 根室
日本では東北北部から北海道の沿岸部に生息する珍しいウミスズメ科の海鳥。ケイマフリの赤いワンポイントの足と愛くるしい瞳に絆されてしまいました。
チシマウガラス
落石ネイチャークルーズ・チシマウガラス 根室落石ネイチャークルーズ・チシマウガラス 根室
ガイドさん曰く日本で見られることはかなり珍しいが乗船した2022年は営巣しているみたいで見ることが出来ました。目の周りが赤いのがチシマウガラスです。
ウミガラス
落石ネイチャークルーズ・ウミガラス 根室
日本では絶滅の危機にあるウミガラス。運よく見ることが出来ました。お腹の白い部分が特徴的で可愛いです。
ハシブトウミガラス
落石ネイチャークルーズ・ハシブトウミガラス 根室
ウミガラスに凄く似ていますがハシブトウミガラスとう別の鳥です。違いがくちばしの白い線が見分けるポイントらしいです(なるほど分からん!!となりそうですが)
ゼニガタアザラシ
落石ネイチャークルーズ・ゼニガタアザラシ 根室落石ネイチャークルーズ・ゼニガタアザラシ 根室アザラシの群れがいてたくさん見ることが出来ました。そしてラッコの近くにいたので野生のラッコとアザラシを同時に見るという貴重な体験をさせてもらいました。
ツノメドリ
落石ネイチャークルーズ・ツノメドリ 根室
エトピリカと並ぶ見たかった鳥。生憎霧が強く綺麗には撮れなかったのと成鳥でなかったのが悔やまれます。
ウトウ
落石ネイチャークルーズ・ウトウ 根室
クルーズ中至る所いたウトウ。船が違づくとすぐ潜るのが意外と撮影するのは大変でした。
ハイイロミズナギドリ
落石ネイチャークルーズ ハイイロミズナギドリ 根室

持って行ったほうがよさそうなモノ

双眼鏡

海鳥やラッコを見るならあった方が絶対楽しいもの。カメラのファインダーで覗くよりストレスなく観察できます。

レインコート

防風兼防寒兼水しぶき対策でレインコートがあった方が楽と思います。ズボンもはいていけば気軽に船で腰を落とすことが出来るので持っているなら着ていくことをお勧めします。

レインコート
created by Rinker

濡れても大丈夫な靴

長靴やトレッキングシューズなどあればいいと思います。船で甲板が濡れていたりすると滑りやすいのでせめて滑りにくい靴で行ったほうがいいかと。

トレッキングシューズ
created by Rinker

濡れたものを拭くもの

カメラを使っているとレンズが濡れることもあるのですぐ拭けるように持って行ったほうがいいです。

終わりに

クルーズで出会えた動物達をまとめてみました。
正直クルーズ乗る前はエトピリカ位しか海鳥は興味がなかったんですが、クルーズ後は海鳥の可愛さに目覚めた気がします。
個人的に一押しはケイマフリ。目の周りが白いのとか、ワンポイントで足が赤いのがとっても可愛いと思ってます(*´▽`*)

あと二回別日に乗って感じたのがガイドさんや船長さんによって推しの動物が違う気がしました。
一回目はラッコ推しな印象で、二回目はチシマウガラス推しな印象を感じました。
クルーズの時間は限られてるのでその時間で何を見て貰うかは各々のガイドさんに一任されているんですかね?
操船技術も乗船者が見やすいように動物を船の先端でなく側面に着けてくれるなどのや微妙な速度の調整の上手さなどに差があったので当たり外れがあるかもしれないです。

少しだけダメ出しが入りましたが、日本では貴重な海鳥を沢山観ることができるので落石ネイチャークルーズはお勧めです。
根室付近に行く行程の人は是非検討してみて下さい。

どんな動物が見れるか更に詳しく知りたい人は下記の落石ネイチャークルーズの掲示板にクルーズ実施日に観察された動物が記載があるので確認して見て下さい。
http://www.ochiishi-cruising.com/imgboard.php

因みに近くに春国袋という景勝地もあるので時間があるならよってみるといいですよ。

では、また。

-動物, 撮影記, 旅行, 観光情報

© 2024 旅かめら Powered by AFFINGER5