皆さんこんにちは、伊吹です。
山を登らずに気軽に行ける2400mの世界。黒部立山アルペンルートが開通した翌週に室堂に行ってきました。
目的はこの時期の風物詩の雪の大谷にではなく、真っ白な雷鳥と北アルプスの写真が撮りたかったからです。
雷鳥は以前何度かは撮影したことあったんですが、雷鳥とアルプスの組合せの写真は撮影できずに今回はリベンジ。
目次
室堂散策の注意点と装備
この時期の室堂は天気が良くても最高気温は高くても一桁前半。
日が暮れると氷点下の世界になります。
外での長時間の撮影などを考えている方はしっかりと防寒・防風装備を整えていきましょう。
また足元も雪なのでトレッキングポールやチェーンスパイクや軽アイゼンはあった方が安心できます。
快晴の室堂散策 1日目
長野の扇沢駅から室堂目指して向かうことに。。。
アルペンルートで扇沢から室堂往復が12,300円ってかなりの負担になるから何とか雷鳥と北アルプス撮りたいなーと思い出発しました。
アフターコロナの外国人観光客に圧倒されつつ室堂到着。
到着したはいいものの若干ガスが出ていました。
まあ時間はあると思い、宿のみくりが池温泉にいったん荷物を置きに行きます。
みくりが池温泉に着いた頃にはガスは消えて快晴に。
あとは雷鳥がいる場所を探すだけ!
雷鳥を探していたら救助ヘリが飛んでいました。てっきり訓練かと思ったら、どうやらバックカントリーの人からの要請で出動したみたいです。
やっぱ天気よくても雪山は怖いです。
雷鳥を探して雪原を探し回ります。登山で戻ってきた人からいたというポイント伺ってそのポイントで粘ることに。
頑張って待って雷鳥は見る事が出来たんですが、生憎ハイマツの中に身を潜めており思うような写真は撮れず。
その後みくりが池温泉付近に戻って夕焼けを撮影したり、夜に星空を撮影したりしました。
翌日に雷鳥を撮影出来る事を信じて。
リベンジの室堂散策 2日目
2日目は朝起きたら高山病の症状が出ており朝からグロッキー。。。
そんな中朝焼けしないかなーと思い頑張って撮影した1枚。結局あんまり焼けず一度宿で朝食まで休むことに。
2日目は朝一で雪の大谷の開場直後に行く予定ですが、同行者と話し合って雷鳥を探すことに。。。
雷鳥いないかなーと探していたら可愛い鳴き声で鳴く、あんまり可愛くない鳥。。。 この鳥の名前はなんだろう?
そんな感じ雷鳥を探していたらいそうないそうな雰囲気の場所で雷鳥を発見!!
若いオスの雷鳥です。4月下旬の雷鳥の姿は真っ白でした。雪の中を歩くと本当に分かりにくい。
別のポイントでも雷鳥のオスとメスが。。。 ハイマツの中に隠れてなくて本当にありがとうという感謝をここの中で伝えて撮影。
そしてついに。。。
北アルプスと雷鳥の写真を撮影するタイミングが。。。
キターーーーーー!!!
このタイミングが訪れたとき内心凄く興奮していました。
本当に野鳥とか動物をここ最近結構撮影して学んだ、動きを想定して動く先で待つ撮影方法。
本当に高いお金をだしてアルペンルートに来てよかったと実感。
その後カッコいい雷鳥のポトレも撮らせてもらって満足して扇沢への帰路に。
終わりに
4月の黒部立山アルペンルートが開通した翌週に行った室堂。
まだまだ気温も景色も冬模様でした。たくさんの観光客や登山客、バックカントリーと色んな人がいるのも面白いとろこですね。
正直初日がダメだったんで2日目は諦めていたんですが、この時期の真っ白な雷鳥と北アルプスを無事撮影出来て本当に良かったです。
また注意点でも書いていますが室堂までは行きやすいですが、室堂の散策はワカンやスノーシューまでは必要なくてもチェーンスパイクやトレッキングポールなどはあった方が安心と思います。
そのあたりの装備はしっかりして行って下さい。
では、また。