皆さんこんにちは、伊吹です。
10月の初旬に紅葉真っ盛りを迎えていた秋田駒ケ岳に登山してきました。
以前からずっと行きたかった秋田駒ケ岳ですが、昨年から天気や休みのタイミングが中々合わずに行けなかったのですが、全てはこのタイミングで紅葉の景色を見るためだったとそんな気がしています。それほど充足感が高過ぎた登山でした。
秋田駒ケ岳自体は登山の難易度も高くないので是非全ての人にお勧めしたくなる山でした。
目次
秋田駒ケ岳登山口へのアクセス
秋田駒ケ岳の登山口は2つあり私が利用したのは田沢湖側にある八合目登山口です。
岩手側からも登山口はあるのですが田沢湖側からの方が体力的に楽なので八合目登山口を使いしました。
八合目登山口へのアクセス
電車:秋田新幹線 田沢湖駅からバスで1時間程度
6月~10月中旬の土日祝はマイカー規制が行われているので行く方は事前に情報を確認してから行って下さい。
また秋田駒ケ岳のいい所はマイカー規制があるためか新幹線の田沢湖駅から直通のバスが出ていること。
登山口から駅までバスで行け、登山口が駅までバスで帰ってこれるので公共交通機関で登山をしたい方は非常に便利な山といえます。
秋田駒ケ岳登山の注意点
〇関東から車で行くと唯々遠すぎる
秋田駒ケ岳登山をして感じた注意点は上記の通りです。
私は男岳からムーミン谷に降りるルートを使おうとしましたが、非常に怖かったので引き返しました。
行かれる方は注意してください。
また関東から秋田駒ケ岳の八合目登山口まで車で仕事終わってから行くのは本当にしんどかったです。
無理するだけの価値はありましたが、一人ではもう登山口までは運転したくありません(泣)
八合目登山口~男岳
秋田駒ケ岳八合目登山口です。もうこの時点で紅葉が進んで絶景な上、快晴。期待がひたすら高まりつつ登山開始です。
秋田駒ケ岳は火山のため登山口から少し進むとこんな場所も。初っ端から色々な景色を見せてくれる素晴らしい山な予感がヒシヒシと感じます。
紅葉真っ盛りの美しい景色を眺めつつしっかりと整備された登山道を緩やかに登っていきます。
絶景すぎて写真を撮り過ぎて全然前に進めません。
ある程度登ると高層湿原に。草紅葉は進み引き続き唯々美しい景色を眺めるトレッキング。
池のほとりで小休止を取り一先ず男岳を目指します。
男岳山頂付近から撮影した写真。360度の絶景です。
田沢湖や鳥海山も男岳山頂からは望むことが出来ます。
本当に美しい景色の秋田駒ケ岳登山。ここまででかなり満足していたのですが、この時はこれから更に最高の絶景が待ち構えていました。
男岳~ムーミン谷
男岳からムーミン谷へ直行で降りて行こうとしましたがザレ場で傾斜がきつく登山道の狭かったので大人しく引き返してムーミン谷に向かいます。
ムーミン谷に向けて下るにしたがって景色が変わっていきます。
男岳から直接でなくても結構急な斜面を下りました。ザレ場でなくしっかりと整備はされていたのでそこまで厳しくはないはずです。
下り切ったらこの景色。本当にこの日は絶景のインフレが半端なかった登山。
そしてこれが。。。
ムーミン谷だ!!
草紅葉、チングルマの紅葉、木々の紅葉に草の緑、溶岩の黒。本当にムーミン谷の景色が凄すぎました。
本当に美しいし、秋田駒ケ岳に登山した人がムーミン谷が良かったとただひたすらに言う理由が理解しました。
ここまでチングルマの紅葉が綺麗だとチングルマの咲く6月にも無理無茶してでも来たくなってしまいますし、恐らく天気が良ければ無理無茶してでも来ると思います。
興奮冷めやらぬ状態ですがムーミン谷を抜け登山口へ戻り始めます。
ムーミン谷から男女岳経由~8合目登山口
ムーミン谷抜けると溶岩地帯に。秋田駒ケ岳は本当に色々な景色が楽しめる山ですね。この溶岩エリアを過ぎると岩手側からの登山道と合流です。
ムーミン谷を上から見た様子。上から見ても綺麗ですがやっぱり谷に降りて見たほうが綺麗ですね。
登山道から岩手山が見えたり。。。
こちらは岩手側の登山口へ続く登山道。こっちの道も景色綺麗でよさそうですね。
阿弥陀池に再び戻ってきました。
今回自分コースをミスって阿弥陀池から男岳に行きましたが、本来は阿弥陀池から一番高い男女岳を登ってから男岳に行ったほうが無駄をせずにすみます。
男女岳もピークは踏みましたがかなり霞が出てきて生憎綺麗な写真は撮れず。
岩手山を眺めながら登山口へ戻ります。
終わりに
紅葉が真っ盛りの秋田駒ケ岳登山について書いてきました。
今回の秋田駒ケ岳登山は2022年たくさん山に登っていますがベスト登山な気がしています。
最初から終わりまで終始絶景、さらに圧巻のムーミン谷。
関東から登山口がひたすら遠いのが残念で仕方ないですが、おかげで秋晴れの紅葉シーズンにも関わらず人がそこまでおらずに非常に快適な登山でした。
東京からも新幹線を使えば比較的容易に登れるので非常にお勧めしたい山ですし、この山が百名山に入っていないのが不思議で仕方ない山でした。
では、また。