皆さんこんにちは、伊吹です。
福島にある百名山の一つ『磐梯山』に登ってきました。
いつも猪苗代や裏磐梯に行ったときに悠然と佇んでいる磐梯山。登ってみたいと思っていて友人と車2台で行けるタイミングがあったので裏磐梯の登山口から猪苗代スキー場の登山口までのルートを縦走してきました。
真夏のあまりの暑さでへばりそうになりましたが、火山が作り出した美しい景色を見ることが出来たので辛いいつも以上に苦行の登山したことは報われました。
また夏山シーズンは猪苗代スキー場のリフトが動いているので猪苗代スキー場のルートが使いやすいので猪苗代登山口を利用しやすいのでお勧めです。
目次
アクセス
磐越道猪苗代ICから車で10分程度。
スキー場は駅から比較的近いので猪苗代駅からタクシーで来れる距離です。
〇裏磐梯スキー場(裏磐梯登山口)
磐越道猪苗代ICから車で30分程度。
また裏磐梯・猪苗代エリアには関東から行く場合は東北道の白河中央スマートICから山越えルートもあります。
高速で大回りして郡山経由で来る場合と15分程度しか変わらないので急いでない場合は白河中央スマートICを使うのもありです。
注意点
●猪苗代スキー場の夏山リフトの営業時間は下山時は14:10までと比較的早いのでコースタイムに注意が必要。
●猪苗代スキー場の夏山リフトは営業日は時期によって毎日営業してないので事前に確認が必要。
●夏山時期は標高が高くないので灼熱登山となることがある
上記が磐梯山を裏磐梯~猪苗代登山口で縦走したことです。
一番注意したほうがいいのがリフト営業時間の最終が短いこと。リフトに間に合わなかったら300m下る必要があるので余裕あるコースタイムを計画したほうがいいです。
私が登ったルートと逆ならリフトの時間を気にする必要がないのでいいかもしれません。
裏磐梯登山口から山頂まで
登り始めはは裏磐梯スキー場のゲレンデを真夏の暑さの中淡々と登っていきます。リフトが動いてくれたらいいのにと何度も思った事か(泣)
裏磐梯スキー場の一番高い場所からの景色です。ここから樹林帯に入っていき磐梯山を目指してて行きます。
スキー場を抜けて少ししていい感じにリフレクションしていたので立ち寄った沼。
熊の出そうな樹林帯を進んでいって。。。
今回の登山ハイライトの一つの銅沼に到着。
道中ほぼ無風で辛かったけど、無風おかげで綺麗リフレクションという大勝利。この景色見て裏磐梯ルート使って縦走してよかったと実感。
こんな景色を見るために登山をしているといっても過言ではないです。
銅沼を過ぎると再び樹林帯に戻り眺望はいまいちな登山道。
たまに花が咲いているのが心の癒しに。風もなくただただ熱い登山道をひたすら登っていきます。
少し開けると裏磐梯の名所である桧原湖が見えます。奥に見えてる雪の残っている山は月山なのか、鳥海山なのか。。。位置的に月山な気はします。
かなり登り弘法清水小屋手前にある花畑になってようやく眺望が開けました。
目指す磐梯山山頂がようやくしっかりと見えました。結構登ったつもりでしたがまだもうひと踏ん張りして登る必要ありそうです(泣)
桧原湖がどんどん小さくなっていくのは登ってきた証拠を見ているようで気持ちいいです。手前に見えている沼は銅沼。カメラ越しでみていた場所に来たって感じです。
花畑の看板で花畑を期待したのですが時期がずれてたみたいで花はほぼ咲いてなかったですが、磐梯山の火口を間近で見ることが出来ました。
弘法清水小屋で休憩をはさみ山頂へ向けてギアを入れます。
磐梯山山頂
暑さにへたりながらも山頂到着!!
日本百名山 磐梯山登頂しました。標高1816mだとやっぱり真夏に登ると辛かった。
磐梯山山頂から猪苗代湖。猪苗代湖って上からみると綺麗な形してるな―なんて思ったり。
こっちは桧原湖と磐梯山の火口方面。桧原湖が凄く小さい!
奥に見える山は恐らく安達太良山。多分少し見えるのが安達太良山の爆裂火口なハズ。
スキー場の規模的にアルツ磐梯方面かな?独立峰だけあって山頂からの360度パノラマの景色は最高ですね。
磐梯山山頂は山頂も広いから気軽に休めてええ場所でした。
山頂~猪苗代登山口
猪苗代登山口へ向けて下山中に火口の近くまで来るルートでした。この景色は最高だし夏山らしく入道雲が湧いてきました。
間近で見ると火口の迫力パナい。そしてモクモクと360度全方位で湧いてくる入道雲。リフトの時間もある上に入道雲の下にいたくないのでいそいそと下山します。
火口の付近と過ぎると行きと同様にほぼ樹林帯でほぼ眺望は開けない登山道。暑さが体力を奪ってきます。
下山中に一瞬だけ眺望の開けた場所が。かなり雲が湧いて聞います。
バテバテの状態で何とかリフトの営業時間の終了15分前にリフトに到着して無事磐梯縦走登山は完了しました。
終わりに
百名山の磐梯山を縦走してきましたが、非常に美しい景色が見れた反面、登山道のほとんどが樹林帯の中で眺望は開けずその点は残念な感じました。
そして何よりも真夏の磐梯山はかなり暑いので、本当に辛かった。
真夏に磐梯山に登る場合はいつも以上に熱中症対策を万全にして行って下さい。
小屋の近くには水場もあり途中で水分補給も出来る上、小屋でも飲料は販売しているので厳しいなと思ったら迷わず購入してください。
次回磐梯山に登る時は裏磐梯登山口からの周回コースにチャレンジしたなーとは思っています。
では、また。