みなさんこんにちは、伊吹です。
2024〜2025年の年末年始に、ネパールへトレッキング旅行に行ってきました。今回はトレッキングの話ではなく、「ネパールという国に行って感じたこと」について、個人的な視点でまとめてみたいと思います。
トレッキングの話は↓
海外旅行を検討している方、ネパールに興味のある方、特に「現地の食や衛生環境が心配…」という方には参考になるかもしれません。
ネパールへのアクセスのしやすさ
私は地方在住のため。。。
新千歳→バンコク→カトマンズというルートで移動しました(日本時間10時発/現地時間20時着)。
乗継は1回だけで、意外とスムーズでした。札幌発でこの行程はかなりありがたいです。
東京(成田)からは直行便(毎日ではない)も出ているので、関東在住の方はもっとアクセスしやすいと思います。関西・中部からもバンコク経由などで十分行きやすいと感じました。
時差も3時間半日本より遅いだけで時差ボケがきついというより頑張って早起き、夜更かしレベルの感覚ですむレベルです。
食事について
私の嗜好について(前提)
私自身は、海外旅行で「食」に苦労するタイプです。
わたしの嗜好の一例
・パクチーNG
・旨味がない料理はダメ
・牛乳が苦手
・ジンギスカンなどのラムは食べられるが臭みはNG
・モンゴル料理は全般ダメだった
・カレーは中辛〜辛口でギリギリ
つまり、海外の食文化に強いわけではないタイプです。
ネパール料理は美味しい?
正直、ネパール料理はどれも美味しく食べられました!
よく登場する料理
- ダルバート(豆スープ+カレー+副菜の定食):何度食べても飽きない美味しさ
- モモ(蒸し餃子):野菜だけのモモは微妙だったが、チキン入りは食べれた
- ネパール風カレー:スパイスがきつすぎず、マイルドな味付け
特にダルバートは旅の間に何度も食べましたし、帰国後にネパール料理店へ2回足を運んだほど!
モモは日本の餃子と違って小麦粉の皮が厚めで少し合わなかったのと、野菜モモはちと肉の旨味がなく微妙でした。
総じて日本人の舌にある程度は合う味付けだと感じました。
ダルバード
モモ
治安と人々の印象
【滞在したエリア】
- カトマンズ(タメル地区・王宮周辺)
- ポカラの観光エリア
- トレッキングルート
どこも治安は良好で、危険を感じることはありませんでした。
- カトマンズは人が多く、スリに注意すべき程度
- 夜の外出(お土産探しなど)も問題なし
- 押し売りや強引な客引きもなく、全体的に穏やかな雰囲気
現地の人々も親切で、トレッキング中も含めて安心して旅を楽しめました。
言葉の壁とコミュニケーション
日本語は基本通じませんが、英語は広く通じます。特に観光エリアやトレッキングルート上では問題ありませんでした。
現地で印象的だったのは、タメル地区のお茶屋さんで「日本から来た」と伝えたら、
「ドラえもん!!」
と嬉しそうに口ずさんでくれたこと(笑)
英語が話せない私は、指差し+“this”を多用して買い物してました。
ガイドは日本語が話せる方をお願いしていたので、トレッキング中は言語面の不安はゼロでした。
衛生面の注意点
トイレ事情は、日本と比べるとギャップがあると感じました。
- 街中には公衆トイレが少ない(=ホテルやレストランで済ませるのが基本)
- 一部のトイレは“ボットン式”で、出したものを自分で穴に流すタイプも
- ホテルのトイレは基本水洗で清潔
衛生面を気にする人は、トイレットペーパー持参・携帯アルコールをおすすめします。
一般的なトレイは上の写真みたいなのが多いです。トイレが終わったら自分でバケツなどで水流しブラシで綺麗にするスタイル。日本のボットンはしたら終わりなのにネパールのはひと手間ありめんどくさいです。
ブラシも短いのがあったりでこれ手につくんですが(泣)みたいなこともありました。
トレッキング以外の観光について
ネパールは「トレッキングの国」という印象が強いですが、それ以外にも楽しめる観光があります。
- カトマンズ:王宮跡やヒンドゥー教・仏教の寺院群
- ポカラ:フェワ湖周辺ののんびりした空気、洞窟、丘の上のストゥーパ
- チトワン方面:野生動物観察(サイ、ワニなど)のサファリ体験が可能
日程に余裕がある方は、街観光や自然体験もセットにするとさらに充実した旅になると思います。
カトマンズエリア
ポカラエリア
年末年始のネパールの気候と服装
年末年始のネパールは乾季にあたるため、基本的に晴天が続きます。
ただし、空気は乾燥&排ガスの影響で霞みがち。マスク持参をおすすめします。
気温の目安(カトマンズ・ポカラ)
- 昼間:20℃前後(薄手の長袖〜半袖)
- 朝晩:5℃前後(ダウンや厚手のジャケットがあると安心)
日較差が激しいので、重ね着できる服装を意識すると快適に過ごせます。
おわりに
ネパールに実際に行ってみて、言語、人柄、料理を含めて「日本人に優しい国だな」と感じました。
食事も美味しく、治安も比較的良好、英語が通じて観光もしやすい。そしてヒマラヤの絶景と文化の香りに触れられる、魅力にあふれた国です。
「海外に行ってみたいけど、現地の料理や環境が不安…」という方にも、ネパールはとてもおすすめできる国だと思います。
帰国後もダルバートが恋しくなり、さっそくネパール料理店に2回行ってしまいました(笑)
気になっている方は、ぜひ一度ネパールを訪れてみてください!
では、また。
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