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知床の秘境!? 羅臼湖までのハイキングは圧巻の風景

皆さんこんにちは、伊吹です。
知床半島最大の湖である羅臼湖に行ってきました。片道3キロほどの道のりで、世界遺産・知床の高層湿原歩きが出来る最高の絶景のハイキングでした。
ということで今回は羅臼湖を紹介させてもらいます。

羅臼湖までのアクセス

かなり行き難いので事前にしっかりと計画を立ててから行って下さい。

代表的な行き方
知床峠の駐車場に車を停めて1日4本走っている路線バスで『羅臼湖入口』のバス停まで行く
バスが走っているのは6月中旬から10月中旬までみたいです。
バス停から散策路に入って3キロで羅臼湖です。(羅臼湖まで私は片道1時間半位かかりました)

バスを利用する場合は行きかえりの時間をしっかりとコースタイムを踏まえて検討してください。

また路線バスを利用せずに知床峠から羅臼湖入口まで国道を歩いていく方法もあるみたいですが、昼間は車もかなり走っておりそこそこ危ないと思うのでご注意下さい。

羅臼湖に行く際の注意点

羅臼湖に行く際は上で上げたアクセスの注意点以外に大きく二つ注意することがあります。

ヒグマ対策はしっかりと

羅臼湖に行く際一番気を使って欲しいのがヒグマ対策です。北海道でも屈指のヒグマの密度が高い知床半島で国道から3キロ程奥に入ります。
そのため知床五湖などの知床のメジャースポットと比べると遭遇リスクは大きく上がります。

必ずクマよけの鈴熊スプレーは最低限装備していきましょう。
ベアスプレーはウトロ側の知床自然センター、羅臼側の羅臼ビジターセンターとルサフィールドハウスで24時間1,000円でレンタルできます。
返却場所は借りる際に言えば借りた場所だけでなく3つのうちどこで返しても問題ないみたいです。
またヒグマのいる場所の歩き方が分からない人は、知床五湖の地上遊歩道に入る際のレクチャーなどを活用してください。

長靴はほぼ必須

羅臼湖までの散策路を歩いた一番の感想は長靴は必須でした。
元々は登山靴+ゲイターの装備で行こうかと思ってましたが前日に山の方で雨が降ったこともあり知床自然センターで長靴を借りて行きました。

長靴借りてきて本当に良かったと散策路入って1分で思いました。登山靴だと開始1分で靴下まで濡れてテンションは下がっていたともいます。
基本的にどんなにぬかるんでいようが植生保護のため散策路から外れてはいけないとなっているため、下の写真みたいな状態を歩き続ける必要があるのと長くつでもひざとくるぶしの間くらいまで埋まることもありまいた。
羅臼湖 登山道ぬかるみ
子供の小さい長靴だと全て埋まってしまうかもしれないので子供連れで行く場合はご注意下さい。

羅臼湖までの秋の始まりの圧巻の絶景ハイキング

知床峠 羅臼湖入口バス停

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

こちらは羅臼湖入口の羅臼側から知床峠方面へのバス停。この奥に羅臼湖への入口があります。

羅臼湖入口の入山届

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

羅臼の散策路の入口から少し入ったところに入山者名簿が。ヒグマのリスクもあるのでしっかり記載していざ羅臼湖へ!!

北海道羅臼湖二の沼 秋 紅葉

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

入口から歩いて15分位で二の沼に到着。紅葉が始まっていていい感じです。早くもヒグマリスクがあったとしても来て良かった事を確信。

秋の紅葉の知床羅臼湖の三の沼 

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

こちらは三の沼。入口から歩いて30分位で写真を撮りながらでもコースタイム通りに到着。羅臼岳が少し雲に隠れているけどいい感じです。

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

道中の足元でも秋が始まってます。しっかり止めたと思ってましたが、右の方の葉っぱブレてます(泣)

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

散策路の横の木々も色づき初めててて、足元がぬかるみでもテンション落ちることはありません!

秋の紅葉の羅臼湖ハイキング

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

これぞまさしく高層湿原って感じな風景が続きます。沼と言われてるけど水の透明度が高くて最高です。

秋の紅葉の羅臼湖 四の沼

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

四の沼。奥に見えるのは知西別岳。雲が微妙にかかって羅臼湖に着くまでに晴れてくれないかなーと思いながら絶景を進んでいきます。

秋の紅葉の羅臼湖 五の沼

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

五の沼。紅葉がいい感じに色づいてきてます。知床五湖は原生林の森でしたが、羅臼湖までは樹林帯もありますが視界も開けてる高層湿原を結構歩くので楽しいハイキングができます。

紅葉の羅臼湖と知西別岳

Z7 + Z 14-30mm f/4 S

羅臼湖到着。羅臼湖から見れるのは羅臼岳でないことをこの時知りました(笑)知西別岳の山頂付近が晴れないかとヒグマが出てこないように必死に鈴鳴らしながら1時間程度粘りましたがダメでした。

秋の紅葉の羅臼湖散策路

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

知西別岳以外の方向は晴れていました。この景色でも十分最高なんですけどね。

知床峠羅臼湖入口からの紅葉の羅臼岳

α7RⅢ + FE 24-105mm F4.0 G

羅臼湖を後にしてバスの時間があるので、さっさとバス停まで戻ってきたら羅臼岳はいい感じに晴れてました。羅臼岳、いつかお前も登ってやるからなと心に誓いました。

まとめ

こんな感じに知床半島の羅臼湖で高層湿原ハイキングをしてきました。景色はいう事なしでアクセスがしにくいこともあってか3連休の最終日でも入口の名簿を見る限りは10組も入っていない感じでした。
知床で落ち着いて自然をみて回りたいという人にはお勧めな気がする羅臼湖ですが、道は登山道として整備はされていますが舗装はされておらず山歩きの慣れた人は問題ないですが、不慣れな人はガイドを付けるなりしっかりと対策をして行って下さい。知床五湖の地上遊歩道より断然歩き難いです

また最初でも言いましたがヒグマの生息地であり、人の使う国道から奥に入っていってヒグマのいる場所にお邪魔するという精神は忘れないでください。ヒグマとの事故があれば人もヒグマも不幸になるだけです。
また環境省のHPでは羅臼湖への散策路での水・お茶以外の飲食は臭いでヒグマを誘引する恐れがあるのでNGみたいです。その点も行動計画に考慮して行って下さい。

では、また。

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